山梨学院広報室
第58回男子全国高等学校駅伝競走大会出場壮行会
校長「今持っている全ての力を出し切る熱き走りに期待」と激励
主将「県記録を更新し10年連続出場にふさわしい走り」誓う

山梨学院大学附属高等学校生徒会は12月18日、同校体育館で第58回男子全国高等学校駅伝競走大会出場壮行会を行った。10年連続10回出場となる山梨学院大学附属高校駅伝部男子は、全校生徒約900名が手拍子で出迎えるなか、胸を張って元気に入場した。古屋忠彦校長は「駅伝は日本固有の文化で 、ハンディーがなく、同じ時間に同じコースを走る一発勝負。ドラマチックな競技だから感動を呼ぶ。都大路は野球やサッカーを凌ぐ視線が集中する。選手は未来の森運動公園でたくましく育った。今持っている全ての力を出し切る熱き走りに期待したい。また、全校生徒の熱き応援にも期待したい」と激励の挨拶をした。尾崎博主将(3年)は「県予選で10連覇が達成できたのは、歴代の先輩たちや、学校の支え、保護者や地域、仲間の皆さんが応援してくれたお陰です。とても感謝しています。チームは熊本や西湖の合宿、県予選を通して、昨年より強いチームになったつもりです。チームワークの良さと感謝の気持ちを忘れずに都大路では先輩たちが出し た県記録2時間7分51秒を更新し10年連続出場にふさわしい結果を出したいです。このメンバーにしかできない最高のレースをしたいと思いますので応援よろしくお願いします」と決意を述べた。生徒会役員から主将らに激励の千羽鶴と花束が手渡され、チアリーダー、応援団、ブラスバンドのリードで、全校生徒による応援や 校歌斉唱のエールが送られた。選手は12月23日、都大路を山梨県代表として力走する。


第58回男子全国高校駅伝競走大会山梨県予選は11月3日、富士河口町の西湖畔周回コース(42.195キロ)7区間で行われた。14チームが西湖レストハウス前を一斉にスタート。山梨学院大学附属高校は、1区・オンディバ コスマス(3年)がトップで2区・穴水勇太(1年)につなぐと、穴水も区 間1位で、3区・尾崎は区間2位、4区・串田優大(1年)は区間1位、5区・小池郁斗(3年)も区間1位、6区・岡田一幸(1年)は区間3位、アンカー7区・古屋勇希(2年)は区間3位の走りで、2位の山梨農林高校に59秒の差をつけ2時間14分35秒で、10連覇10回目の優勝のゴールテープを切り山梨県代表とな った。全国高等学校駅伝競走大会は都道府県を勝ち抜いた47校が、西京極陸上競技場から国際会館の折り返し7区間42.195kmを故郷の代表として襷を繋ぐ。

磯和春美毎日新聞甲府支局長は「全国高校駅伝競走大会は、都道府県で優勝した47校が、23日に古い街並みの中を多くのライバル校を相手に全力で走り抜けます。山梨学院の応援の皆さんは、心からの応援で選手の走る力につながる応援に心掛けてください。選手は1秒でも自己ベストを更新する走りで応援 に答えてください」と激励の言葉を述べた。
小田切悠生徒会副会長(2年)は「大会当日は、チアリーダー、応援団、ブラスバンド、生徒などが都大路に行かせていただきます。共に勉学に頑張っている仲間として精一杯応援したいと思います。一つでも良い順位になるように頑張ってください」と選手を激励した。
オンディバ コスマス(3年)は「3回目の出場。これがラストチャンス、1区を28分20秒で走り、トップでタスキをつなぎチームに貢献したい」と力強く述べた。
箱崎孝久コーチは「厳しい戦いになるが、チーム一丸となってオンディバ コスマスのリードを、とにかく粘りの走りでつなげて、一つでも上を目指したい」と述べた。
渡辺繁生監督は「全国大会は高速駅伝で厳しい闘いとなる。予選会のタイムでは、男子33位。しかし、10年連続10回目の出場という節目に、先人たちが築いた伝統校から、強剛校へと進化する年にしたい。最後まで諦めずに粘り強い走りで7区間走り抜きたい」と新たな時代への飛躍を誓った。
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