山梨学院広報室
平成19年度天皇杯全日本レスリング選手権
山梨学院 山本 グレコローマン96kg 3位
〜 浜口京子 12連覇 女子72kg 〜

日本レスリング協会は12月23日、東京都の国立代々木競技場第2体育館で平成19年度天皇杯全日本レスリング選手権(第3日目・最終日)のフリースタイル60kg、グレコローマンスタイル60kg・84kg・96kgと女子55kg・72kgを行った。山梨学院大学のグレコローマンスタイル96kgに出場した山本雄資(3年)が準決勝で加藤賢三(自衛隊体育学校)と対戦し0−2で敗れて3位となった。山梨学院大学期待のフリースタイル60kg に出場した大澤茂樹(3年)は、準々決勝でライバル高塚紀行(日本大学)に1−2で敗れた。女子注目のアテネ五輪女子72キロ級銅メダルの浜口京子(ジャパンビバレッジ)は、決勝で正田絢子(網野クラブ)を破り12連覇を達成。3月に行われる北京五輪出場枠がかかるアジア選手権(韓国)への出場権を獲得し、オリンピック金メダル奪取に希望をつないだ。優勝者はフリースタイル60kg 高塚紀行(日本大学)、グレコローマンスタイル60kg 笹本睦(綜合警備保障)・84kg 松本慎吾(一宮運輸)・96kg 加藤賢三(自衛隊体育学校)、女子55kg 吉田沙保里(綜合警備保障)・72kg 浜口京子(ジャパンビバレッジ)となった。天皇杯はグレコローマンスタイル60kg 笹本睦(綜合警備保障)が受賞した。


▲グレコローマンスタイル96kg3位となった山本雄資(3年)は「1回戦は、第1ピリオド。グランドを守って、時間終了間際にローリングと返して2対0とした。第2ピリオド、グランドで攻めてローリングを3回転してテクニカルフォールで試合を決めた。準々決勝は、相手のローリングを2回返して4対0。その後相手の攻めを守って5対0とした。ここまでは良かったが、準決勝で加藤選手に初めて対戦しローリング、グランドと攻撃され守り切れたが、返す力がなかった。もっと、パワーをつけて学生チャンピオンになり全日本でも優勝ができるように練習に励み精進したい」と、闘志を燃やし奮起していた。

高田裕司監督「山梨学院は全体的に悪かった。特に期待のフリースタイル60kgの大澤は準々決勝で優勝したライバル高塚選手に1−2で敗れた。出直して世界を目指してほしい。その中で、グレコローマンの山本は、世界5位の加藤選手に第1ピリオド2対0、第2ピリオド2対0の0−2で負けた。加藤選手は決勝でも勝ち優勝した。力の差はまだあるが山本は大学3年生、来年は学生チャンピオンを取り、全日本でも活躍してもらいたい」と、語った。
アルバム 山本 大沢

 
 
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