山梨学院広報室
第80回日本学生氷上競技選手権大会スピード部門競技(第1日目)
山梨学院大・女子 学校対抗暫定1位 
〜500M 石田2位・伊藤3位・郷4位〜
 

日本学生氷上競技連盟・苫小牧市は1月6日、北海道の苫小牧市ハイランドスポーツセンター屋外リンクで第80回日本学生永上競技選手権大会(第1日目)を行った。女子スピード部門競技で、優勝2回、準優勝12回の山梨学院大学は、5年連続5回目の優勝の信州大学と、優勝24回を誇る日本体育大学ら と、母校の名誉を賭けて女王の座を争う。第1日目は500mが行われ、石田誌保は1回目で信州大学の小平奈緒を抑えてトップに立ったが、2回目で大会新記録をマークした小平に逆転され優勝を逃した。学校対抗では2位 石田、3位 伊藤あさみ、4位 郷亜里沙と上位を独占し、学校対抗で18点とし、2位の信州大学11点、3位の日本体育大学7点を抑えて暫定1位で1日目を終えた。明日は、1000mと3000mが行われる。






■スピード部門競技女子は、500m、1000m、1500m、3000m、2000mリレー、チームパシュートの6種目で、1校1距離の3名以内で争われる。大会1日目は、500mが午後1時00分、天気・晴れ、風速・0.0、気温・2.2、氷温−3.6、湿度42.0のコンディションで 開始された。山梨学院は郷亜里沙(2年・白樺学園)、伊藤あさみ(2年・北海道池田)、石田誌保(4年・北海道池田)が出場し、INとOUTスターとの2回の合計タイムで争われた。
▲山梨学院大の注目の石田誌保は、1回目に日本代表の信州大の小平が3組OUTで41秒10の滑りでトップに立ったのを確認し、「凄く意識した。勝ちたいと思い集中した」と、6組OUTで滑走し40秒96をマーク。「0.14リードで、もしかしたら勝てるかなと期待した。2回目、小平選手が40秒16で大会新記 録を出しハイタッチをしている姿を見て、タイムのことだけを考え過ぎ気持ちの面で弱い自分が出た」と言いながらも、1回目を上回る40秒76でフィニッシュ。「監督にも『良くなった』と言われたが、結果が良くなかったので納得がいかない。本当に悔しい」「明日は、1000メートルで小平選手より先に滑るので、前半か ら飛ばして好タイムを出しプレッシャーをかけ、小平さんを抜きたい」と闘志を燃やしていた。
■1回目順位
1位 石田40秒96、2位 小平奈緒(信州大)41秒10、3位 伊藤41秒56、4位 郷41秒77、5位 武井陽子(日本体育大)42秒04、6位 松尾佳枝(信州大)42秒24、7位 岡島由香(日本体育大)42秒25、8位 黒澤文恵(日本体育大)42秒39
■2回目順位
1位 小平(信州大)40秒16、2位 石田40秒76、3位 松尾(信州大)41秒63、4位 武井(日本体育大)41秒76、5位 郷41秒94、6位 伊藤42秒11、7位 黒澤(日本体育大)42秒28、7位 岡島(日本体育大)42秒28
■総合順位
1位 小平(信州大)81秒26【8点】、2位 石田81秒72【7点】、3位 伊藤83秒67【6点】、4位 郷83秒71【5点】、5位 武井(日本体育大)83秒80【4点】、6位 松尾(信州大)83秒87【3点】、7位 岡島(日本体育大)84秒53【2点】、8位 黒澤(日本体育大)84秒67【1点】
■女子学校別得点(暫定) 
1位 山梨学院大学【18点】、2位 信州大学【11点】、3位 日本体育大学【7点】 
和田貴志スピードスケートコーチは「石田はミスを最小限にし、ミスが多く出た信州大の小平選手に1本目勝ちし行けるかと思ったが、2本目大会新記録を出され意識し過ぎ結果を出せなかった。しかし、石田の滑りはチームに勢いを与えた。伊藤は自分の仕事を成し遂げた。郷は良く頑張って4位に食い込んだ。明日、石田は1000メートル1組目で好きなインコーススタ ート。前半から飛ばさせ記録を狙わせ信州大の小平選手にプレッシャーを掛け一矢報いたい。十河も調子がいい。郷も今日4位で波に乗っているので楽しみ。3000メートルでは名取が信州大の小野寺選手と一騎打ちとなる。若山は8位から3位、今日の郷のように1つでも上で得点を重ねられるかが、学校対抗の優勝へのポイン トとなるので若山にも期待したい」と述べた。
川上隆史監督は「500メートルはミスが命取りになる種目。3選手が出場し石田2位、伊藤3位、郷4位とプレッシャーに打ち克ち、チームとしては上々の滑り出しとなった。石田は一人40秒台2本を出し、オリンピックの日本代表の小平選手(信州大)に1本目勝って、2本目で逆転されたものの良く戦っ たと思う。明日は、1000メートルで石田、郷、そして今一番調子が上向いている十河が出場する。3000mでは第一人者の名取、そして若山、太田が出場する。明日も母校のために戦ってもらいたい。選手の活躍に期待したい」と語った。
アルバム | 石田 | 伊藤 |

 
 
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