山梨学院広報室
第80回日本学生氷上競技選手権大会スピード部門競技(第3日目)
山梨学院大・女子 学校対抗1位堅持 
〜1500M 十河 積極的に攻めて初優勝〜

日本学生氷上競技連盟・苫小牧市は1月8日、北海道の苫小牧市ハイランドスポーツセンター屋外リンクで第80回日本学生永上競技選手権大会(第3日目)を行った。女子スピード部門競技で山梨学院大学(優勝2回、準優勝12回)は、学校対抗で2位の信州大学に4得点差をつけ3日目を迎えた。1500mで十河梓は「1500メートルは自分の中では得意」と言っていたとおり結果を出した。気合が入り過ぎて300メートル過ぎのコーナーでバランスを崩しながらも積極的に攻めて、4年生で最後のインカレで初優勝した。学校対抗で山梨学院大は、1500mで十河1位、名取英理3位、若林有香8位とポイントを重ね、54点で2位の 信州大学を7得点引き離し1位の座を堅持した。2位 信州大学47点、3位 日本体育大学40点、4位 大東文化大学3点と続いている。明日は最終日、2000mリレーとチームパシュートレースが行われ大学日本一が決定される。


■スピード部門競技女子第3日目は、1500mが1校3名以内で争われた。競技は午前10時00分、天気・晴れ、風速・0.0、気温・−2.0、氷温−9.6、湿度34.0のコンディションで開始された。
山梨学院は若山有香(3年・北海道池田)、十河梓(2年・北海道池田)、名取英理(4年・東海大学附属第三)が出場した。

▲山梨学院大の中距離注目の十河梓は「学校対抗で信州大の追撃が厳しくなってきたので9秒台を出してプレッシャーをかけたかった。信州大の1位・2位を崩せれば優勝は取れると思い、気合が入り過ぎてコーナーを積極的に攻めてバランスを崩しロスした。タイム的には納得がいかないが、4年生で最後のインカレで初優勝 (種目別1500m)できたことは嬉しい」と胸をなでおろしていた。
■1500m順位
1位 十河02分10秒12、2位 小野寺未夏(信州大)02分10秒66、3位 名取02分10秒76、4位 住吉都(信州大)02分11秒58、5位 川崎みなみ(日本体育大)02分11秒59、藤村祥子(日本体育大)02分11秒99、7位 小松美樹(日本体育大)02分14秒13、8位 若山02分14秒52
■女子学校別得点(暫定)
1位 山梨学院大学【54点】、2位 信州大学【47点】、3位 日本体育大学【40点】、4位 大東文化大学【3点】

和田貴志スピードスケートコーチは「十河は、1番スピードが上がる300メートル過ぎのカーブで加速し過ぎて体勢を崩してタイムロスした。しかし、その後の1周でラップタイムを上げ700メートルで、どうにかスピードに乗せ、ラスト1周で前半のつけが足にきていたが、何とか腕と足を動かし踏ん張 った。名取は、レース事態悪くなかったが敢えて言えば中盤にスピードが落ちてしまったのがタイムに響いた。若山は、昨日のレースからフォームを崩し、調整したが間に合わなかった。明日は、リレーとパシュートレースはバランスの取れたチーム編成になると思うので、上位を狙い学校対抗で優勝を目指したい」と述べた。
川上隆史監督は「十河は浅間選抜優勝者の意地があったと思う。信州大学の個人4種目完全優勝を阻止してくれた。十河は300メートル過ぎのカーブで体勢を崩しふらつきタイムをロスしたが、精神的な強さや粘りで良く立て直した。名取、若山の頑張りもあり学校対抗の団体戦でもリードを7点と広げられたことは大きい。昨日、信州大に優勝をさらわれ4点と詰め寄られ石田が『チームに申し訳ない』と落ち込んでいたが、これで楽になり明日のリレーで大活躍してくれると思う。今日の1500メートルの選手の活躍は、最終日にリレーとパシュートレースで団体優勝を狙うチームに、一丸となって戦う勇気と活力を与えてくれた。明日、リレーで失格 にならないように確実に勝負して、最後の種目となるパシュートレースでは思い切ったレースで優勝を狙い、5年ぶりの団体優勝に花を添えたい」と語った。
アルバム | 十河 | 名取 |

 
 
Copyright (C) 2006 YGUPR. All Rights Reserved.