山梨学院広報室
東京大学・京都大学で合格者発表
山梨学院高 東大4名、京大2名
〜 真面目な努力は必ず報われるという証 〜

東京大学(小宮山宏総長)と京都大学(尾池和夫総長)は3月10日、平成20年度入学試験(前期日程)合格者を発表した。東京大学は午後1時30分に本郷地区キャンパス内に前期試験の合格者約3,000名を掲示発表した。京都大学は正午に各学部所定の掲示場に受験番号を貼り出し合格者約2,900名を発表した。山梨学院大学附属高等学校(古屋忠彦校長)では東大のキャンパスに文科二類を受験した簗田祐貴さんと理科二類を受験した岡元大輔さんらが本郷地区キャンパスを訪れ、掲示板に自分の受験番号を確認し安堵の表情を浮かべていた。進学担当の吉田正教諭は「東大は5名受験して4名が合格しました。どの子も本当に素直で、自分の目標をしっかり持った生徒ばかり。努力が報われた者が多く、祝福したい。実力がありながら運に恵まれなかった1人も、非常に優秀な生徒なのでリベンジしてくれると信じています。京都大学には2名、東北大学は5名が合格したという情報が入っておりますが、これで全ての入試が終わった訳ではないので、そのほかの生徒全員が第一希望に合格するように、これからも引き続き生徒と教職員がともに全身全霊を傾けたい」と身を引き締めて述べた。


▲一浪して文科二類を受験した簗田祐貴(山梨学院中)さんは「私は昨年受験に失敗して、附属高校の先生方に色々とアドバイスもらい一浪し勉学に励んできました。今日、掲示板を見ても自分の名前がないので、『どうしよう、どうしよう』と思って、人垣をかきわけて前に出ると自分の受験番号を発見しました。『やった 』というより、『あって良かった』と安堵しました。文科二類では経済学などをしっかり確り学び将来は日銀に就職して日本の経済のために役立ちたいです。受験勉強2年間で思ったことは継続することが一番大事だということです。自分が決めた問題集をやり切ること。それと、1日平均10時間は勉強をしました。サポートしてくださった恩師と家族に感謝しています」と述べた。
▲現役で理科二類を受験した岡元大輔(玉幡中)さんは「自分の目で合否を確かめたいと来ました。本当に自分の名前があるか不安でした。何回も何回も見て。『やっぱり自分の番号』と確信して嬉しさが込み上げてきました。研修旅行で東北大学に行って薬学について学び将来は薬学関係の仕事に就きたいという、具体的な目標ができて勉強に力が入りました。問題の傾向を調べて、これらをどうして解けば良いのかを勉強し、最終的には本番形式に慣れるように勉強しました。後輩には、行きたいという願望を抱き、諦めないで継続して努力することが大切だということを伝えたいです。東大を受験すると言ったら先生方や家族が最後まで応援してくれたこと に感謝しています」と述べた。
▲川手佳彦副校長は「この結果は、受験生が目標や目的を持って良く頑張った結果だと思う。また、昨年の卒業生も良くリベンジした。この合格は、学校全体に活力が生まれ、さらには後輩に夢を与えてくれた。本人は勿論のこと、御家族にも心から『おめでとう』と祝福し、心から『ありがとう』と感謝申し上げたい」と述べるとともに、「これから受験する生徒は、これで勇気付けられさらに頑張れると思う」と語った。

 
 
Copyright (C) 2006 YGUPR. All Rights Reserved.