山梨学院パブリシティセンター
平成20年度山梨学院辞令交付式
新採用22名、併任8名、昇格・昇任22名
〜理事長賞 個人・小菅教授、団体・法科院と短大に輝く〜

学校法人山梨学院(古屋忠彦理事長)は4月1日、同法人のメモリアルホールで平成20年度山梨学院辞令交付式を行った。古屋理事長は「学園づくりのキーワードは『個性派私学の雄』『未来型学園のモデル校』及び『地域文化の創造拠点』であります。いま私たちの学園にとって、大切なのは教育の根本を固めることであります。年度初めに当 たり、教職員すべてが、現実を厳しく見つめた上で、自分はどんな教育研究活動を、どんな学校行政の仕事を、どんな心構えで続けるべきかをじっくり考えようではありませんか。しかる後に行動です。確かな行動こそが、大学人としての一人一人の教職員のアイデンティティを創り上げてくれるはずであります。2008年という 年は、高まる厳しさの中にもそんなロマンを感じさせる年のような気がいたします。本学に籍を置くすべての教職員が一枚岩となり、62年目を迎えるこの学園をきっちりと支えていただきますよう心よりお願いいたします」と、約500名の教職員を前に式辞を述べた。新採用22名、併任8名、昇格・昇任22名が紹介された。本年度から創設された『山梨学院理事長賞』の個人部門は大学法学部小菅信子教授、団体部門は法科大学院法務研究科と短期大学が受賞した。


学校法人山梨学院(古屋忠彦理事長)は4月1日、同法人のメモリアルホールで平成20年度山梨学院辞令交付式を行った。古屋理事長は「学園づくりのキーワードは『個性派私学の雄』『未来型学園のモデル校』及び『地域文化の創造拠点』であります。『個性派私学の雄』は、他の模倣を避け、他には出来ないことに敢然と立ち向かい、特色を創り出す私学のことであります。『未来型学園のモデル校』とは、社会の動向を敏感に受け止め、時代を先取りし、教育内容・方法を始め、さまざまな教育活動について、未来志向の教育プログラムを展開し、他の模範的存在となる学校であります。『地域社会の創造拠点』とは、教員や学生・生徒たちの知的活動や教育・研究・文化・スポーツ活動を地域は勿論のこと広く社会に提供し、活性化させることであります。さて、輝く個性を創造するには、どうあらねばならないのか、皆で考えて行きたいと思います。いまわが国の初等中等教育においては、いわゆる『ゆとり教育』が見直され、判断力・思考力・応用力へと進化発展していく確かな学力の育成をねらう目標に転換しようとしています。また高等教育においては、知識基盤社会を迎え、グローバル化に対応できる高度な知の創造を目指すと共に、一方では学生の多様化に伴い質的保証が重要課題で『学士力の向上』をねらう目標が求められています。いま私たちの学園にとって、何が重要な課題なのでしょうか。大切なのは教育の根本を固めることであります。教育の基本とは、1)社会の動きや学生・生徒・児童などのニーズ、実践を踏まえた特色あるカリキュラムの編成と実施、2)本法人の各学校に相応しい教育プログラムと授業の開発、3)FD・SD活動の活発化、4)質の高い教育支援、多様化したニーズに応えられる教育サービスの提供、5)例えば地球温暖化、人口減少問題等、国内外の切実な今日的問題への教育的取り組みなどが挙げられましょう。このような教育の基本に、われわれの策定した目標は十分に耐えうるものでなければなりません。年度初めに当たり、教職員すべてが、現実を厳しく見つめた上で、自分はどんな教育研究活動を、どんな学校行政の仕事を、どんな心構えで続けるべきかをじっくり考えようではありませんか。しかる後に行動です。確かな行動こそが、大学人としての一人一人の教職員のアイデンティティを創り上げてくれるはずであります。激流にも似た時代の流れの中にあっても自らを失わず、志を遂げるまで確かな歩みを続けようではありませんか。2008年という年は、高まる厳しさの中にもそんなロマンを感じさせる年のような気がいたします。本学に籍を置くすべての教職員が一枚岩となり、62年目を迎えるこの学園をきっちりと支えていただきますよう心よりお願いいたします」と、約500名の教職員を前に式辞を述べた。新採用22名、併任8名、昇格・昇任22名が紹介された。本年度から創設された『山梨学院理事長賞』の個人部門は、大学法学部小菅信子教授が、戦後、紛争、災害に際しての人道的援助の理念と実践、及び平和講策、戦争和解などの研究。とくに日英・日中の関係を比較し、和解の可能性を探った『戦後和解』という著書は第27回『石橋湛山賞』でわが国初の女性の受賞となりました。これが評価され個人部門の初代の理事長賞に輝きました。団体部門は第1回新司法試験で6名、第2回では10名と輝かしい成果をあげた法科大学院法務研究科と文部科学省の採択する優れた教育の取り組みにおいて五つが採択された短期大学が受賞した。【H・K】
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