山梨学院大学附属中学校・高等学校(古屋忠彦校長)は4月4日、山梨学院大学附属中学校・高等学校入学式を行った。古屋校長から中学校101名、高等学校普通科285名・英語科33名が入学許可を受けた。誓いのことばを、中学の新入生を代表して矢ケ崎萌さんが「念願かなってこの中学校に入学でき、今こうして目標にしてきた先輩たちと同じ制服を着て、この場にいることに喜びを感じています。級友たちと共に、学習環境の整った本校で学べることに感謝し、勉強やスポーツに励み、本中学校の生徒として頑張ることを誓います」と述べた。高校の新入生を代表して武藤将弘さんは「私たちはこの3年間の高校生活の中で色々な困難に出会うことがあると思います。そこで諦めてしまったら今までの努力がすべて無駄になってしまうのです。私たちは不撓不屈の精神で幾多の苦難を乗り越え卒業する頃には、今よりも何倍も成長できるようになりたいと思います。私たちは先生方の教えをしっかりと吸収し、伝統を引き継ぎ、未来を担うものとしての自覚を忘れず努めていくことをお 約束することをお誓いします」と述べた。
▲古屋校長は「創立以来、教育目標を『知・情・勇を体した高い品性を持つ人間の育成』と定め、生徒一人ひとりの個性を伸ばし、豊かな人間性を育てる全人格教育を進めてまいりました。 ここで『知』とは、未来を創造する知的能力であり、『情』とは、しなやかで豊かな情感をもつこと、また、『勇』とは、強くたくましく生き抜く力をもつことであります。本校に入学された皆さんが、在学中の勉学を通じて、この教育目標が示すように、知性と情操と勇気とを兼ね備え、品性、品格の高い人として成長されますよう期待いたします」と式辞を述べた。
▲在校生を代表して角田幸一郎(高校3年)さんが「本校は学業はじめ、スポーツや文化活動において多くの実績をあげています。私たちは『知・情・勇を体した高い品性を持つ人間の育成』という教育目標達成のために努力し、先輩たちが築き上げてきた伝統を守ってきました。新入生のみなさん、私たちと共に更なる伝統を築いていきましょう。現在の高い志を忘れず、互いに切磋琢磨しながら充実した学校生活を共に送りましょう。皆さんの可能性に満ち溢れ た活躍を期待します」と歓迎のことばを述べた。
▲春の光に桜がまぶしい山梨学院のキャンパスで、101名の中学生と318名の高校生が誕生した。
(H・K)
アルバムはこちら |