山梨学院広報室
2008春 関甲新学生野球リーグ戦1部(第1節)
山梨学院 白鴎に勝ち越し勝ち点1でスタート
4番・山内2ラン 3番・高橋3ラン 10対1快勝

関甲新学生野球連盟は4月7日、埼玉の平成国際大学野球場で2008春・関甲新学生野球リーグ戦1部の山梨学院大学と白鴎大学の3戦目を行った。山梨学院大学は初戦をエース雨宮敬(3年・山学附)で0−6と黒星スタート、2戦目は佐藤嘉絋(2年・清水商)が完封の6−0でタイブレークとした。向か えた3戦目、1回の表に今シーズン目指しているつなぐ攻撃で3点を奪うが、2回裏に1失点した。初戦とは打って変わって硬さの取れた山梨学院は、その3回表に山内恭平(1年・育英)が暗雲を払拭する2ラン、7回表には高橋将(2年・山学附)が駄目押しとなる3ランで、初戦完封された相手エースを打ち砕き試合を決めた 。守っては、先発の高翼(2年・甲府商)が4イニング1失点、吉原良(2年・甲府一)が3イニング無失点、岩本拡(4年・小山)が2イニングを抑えて10対1で快勝し、白鴎に勝ち越し勝ち点1でスタートした。


▲主将の空野慎平(4年・育英)は「1戦目は硬さがあって、投手陣を中心に守って、攻撃でつなぎ得点し勝つという、自分たちの野球が出来なかった。2戦目、3戦目は自分たちの野球ができた。これからも、自分たちの野球を追求し春優勝して念願の神宮に行きたい」と述べた。
伊藤彰コーチは「初戦は落としたものの、投手陣は、力強い真っ直ぐとカットボールにチェンジアップで勝負するエース雨宮敬(3年・山学附)に次ぐ投手が伸びてきた。長身186センチメートルから投げおろす角度のある真っ直ぐとフォークボールが武器の佐藤嘉絋(2年・清水商)、打者の手元で小さく曲がるツ ーシームが武器の吉原良(2年・甲府一)、カーブ・スライダー・シュートでの横の揺さぶりが武器の高翼(2年・甲府商)、伸びのある直球と縦のカーブ、スプリットが武器の岩本拡(4年・小山)の4人と投手力は安定してきた。攻撃陣はリーダーの作田和樹(3年・木更津総合)を中心とする盗塁、状況判断に春のオープン戦 で磨きをかけてきた結果が、2戦目と3戦目であらわれた。1点を守る野球を続けて優勝し、初舞台となる神宮に駒を進めたい」と述べた。
米田俊次監督は「チームは澤田大志(外野手・日産自動車)、徳良慎吾(捕手・東京ガス)、川口隼人(内野手・OBC高島)と川口寛人(内野手・西多摩クラブ)兄弟が卒業して世代交代となった。新チームになって、春のオープン戦では6大学の立教0−1と惜敗、法政3−3と分け、明治2−1とサヨナラ勝利す るなど、チームは波に乗っていた。調子が良かっただけに、初戦は勝ちを意識し過ぎて、プレッシャーで硬くなり完封され打ち込まれて負けた。2戦目は佐藤嘉絋(2年・清水商)が完封し6−0、3戦目は高翼(2年・甲府商)、吉原良(2年・甲府一)、岩本拡(4年・小山)と継投して勝利した。昨年のウイークポイントだっ た雨宮の一人に頼っていた投手陣の層が厚くなった。打線は昨年のような破壊力はないが機動力が増した。今春は他チームと団子状態なので、一戦一戦をぬかりなく戦えば優勝が見えてくる」と、力強く語った。
▲山梨学院は、第3節 対 作新学院大学(4月19日・20日 山梨学院大学野球場)。第4節 対 上武大学(4月26日・27日 上武大学野球場)。第5節 対 平成国際大学(5月3日・4日 平成国際大学野球場)。第7節 対 常磐大学(5月17日・18日 小山市運動公園野球場)。(H.K)
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