山梨学院パブリシティセンター
平成20年度山梨県高等学校春季ソフトボール大会(女子)
山梨学院 20対0の5回コールド発進
〜 明日準決勝に勝ち 決勝で優勝を目指す 〜

山梨県ソフトボール協会(山田季佳会長)は4月12日、甲州市塩山総合グラウンドで、平成20年度山梨県高等学校春季ソフトボール大会(女子)の1回戦4試合と2回戦4試合を行った。第1シードの山梨学院大学附属高校は初戦となる2回戦を、不戦勝で勝ち上がってきた甲府城西高校と対戦した。1年生 主体で臨んだ山梨学院は、打っては3対0とした2回裏、1番・石田美奈(1年)の右中間への3塁打を皮切りに、打者16人で長短9安打の猛攻で11点を奪い試合を決めた。守っては、投手の田上沙也加(1年)、山口智子(1年)、池田有沙(2年)のリレーで0点に抑え、20対0の5回コールドで準決勝に駒を進めた。明日は、甲州市塩山高校グラウンドで準決勝と決勝が行われる。山梨学院は準決勝で大月高校に勝ち優勝を目指す。





▲山梨学院は、先発した田上沙也加(1年)が1回表、先頭打者を三振に打ち取るが2番・3番に連打され一・二塁。しかし続く4番・5番を三振に打ち取り0点とした。これでリズムに乗ったチームはその裏、1番・石田美奈(1年)の右前安打、2番・小林真衣(2年)が犠打。これを投手が捕球し一塁に送球するが、一塁手の捕球エラーを誘い一・ 三塁とした。続く3番・小塩うづき(1年)の一球目に小林が盗塁。これを刺そうとした捕手の悪送球を誘い、三塁から1番・石田が先制のホームイン。一死後、4番・室井美月(1年)の右中間への適時安打で2対0とした。5番・名執文菜(3年)の左中間の二塁安打で二・三塁とした。6番・鈴木茜(1年)の二塁ゴロの間に 4番・室井が生還し3対0とした。2回裏、1番・石田美奈(1年)の右中間への3塁打を皮切りに、打者16人で長短9安打の猛攻で11点を奪い、3回裏2点、4回裏に4点を取り試合を決めた。守っては、3回・4回表に山口智子(1年)、5回表に池田有沙(2年)が力投して0点に抑え、20対0の5回コールドで準決勝に駒を進めた。

安永華南絵キャプテン(3年)は「今日は1年生主体で試合に臨んだ。相手に合わせることなく、自分たちのプレーができて良かった。明日はレギュラーメンバーが出場するので、県内では強いというところを見せつけたい。優勝を目指したい」と述べた。
木場武文コーチは「今、チームカラーづくりの模索段階。選手がどういう性格をしているか。良いところ、悪いところはなどと手探り状態。今は『心』を指導している。選手たち自らが、“『志・全力・ひとつ』、『志』が高いから己に克てる。『全力』だから絆が深く強い、みんなの想いは『ひとつ』。愛されるチームになる為に、全力で闘い全国制覇に挑戦し続ける。『FOR THE TEAM』”と、スローガンを掲げた。次に、『技』の走・攻・守、『体』を自らが考え鍛えなければならない。明日も、一つ一つ課題を持ち戦ってもらい、他チームとの力の差を見せつけて勝ってもらいたい」と述べた。
佐々木憲士監督は「今日は、1年生を中心のオーダー。デビュー戦で硬くなり、走塁面で積極性を欠いたり、判断ミスがあったりした。投手陣も本調子とはいかなかった。練習でしっかり調整したい。山梨学院チームは、昨年度全国選抜大会に北海道のとわの森三愛高に6対0で勝ち、2回戦で岐阜女子高に0対 0の対ブレーカーの末に敗れた。全国制覇に向けて、本年度から豊田自動織機製作所女子ソフトボール部の木場武文コーチを招聘した。また、全日本ジュニアー候補を中心に強化選手が入部してきた。明日はエースを登板させる。失点を抑えて、1・2番の足を絡めて3・4・5番で得点出来るように心掛けたい。この大会から、新チームがスタートした。この大会で優勝して全国制覇に向けて弾みをつけた い」と語った。(H.K)
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