山梨学院パブリシティセンター
高円宮牌2008ホッケー日本リーグが開幕
〜山梨学院大男子3対1で法政大を圧倒〜
〜「堅守速攻」で全日本選手権制覇を目指す〜

日本ホッケー協会(吉田大士会長)は4月26日、高円宮牌2008ホッケー日本リーグ男子の開幕戦を東京と奈良の2会場で開催した。山梨学院OCTOBER EAGLES(男子)は東京町田市の法政大学多摩キャンパスホッケー場でホームの法政大学と対戦した。山梨学院は前半6分、ロングコーナーからのセンターリングを受けた内海好貴がプッシュシュートを決めて先制、前半30分には2年連続ジュニア日本代表の新人北里謙治が追加点を奪い試合の主導権を握った。後半22分 に一瞬の隙を突かれて法政に1点を返されたものの、後半30分に再び北里がこぼれ球を押しこんで突き放し、3対1で日本リーグの初戦を飾った。寺本祐治監督は「日本リーグを通じて選手を育て、上位4チームに入る事が一つの目標、最終的には12月に開催される全日本選手権での優勝を目指す」と抱負を語った。


ホッケー競技日本リーグは、社会人と大学生が同じ舞台で戦うリーグ戦。男子は10チームによる1回戦総当たりのレギュラーシーズンを行い、レギュラーシーズン終了後、上位4チームによる1位から4位順位決定戦(プレーオフ)を行い、5位以下はレギュラーシーズンの順位をあてる。女子は8チームによる2回戦 総当たり方式(56試合)。今年は北京オリンピックを間に挟み4月から11月までの長期開催となる。女子の開幕戦は5月3日で山梨学院CROWNING GLORIESは広島市でグラクソ・スミスクラインと対戦する。
寺本祐治監督は「1年生が多いので、日本リーグを通しながら安定感を作っていこうと思っている。選手が成長していくように我慢しながら、しっかり育てていく。どの試合でも全力を尽くしながら、負けないチーム作りをしていきたい。日本リーグで4位以内に入り、ホームの山梨学院ホッケースタジアムで行われる順位決定戦で勝ち進みたい。そして、リーグ戦の経験を活かして最終的には12月に行われる全日本選手権での優勝を目指す」と力強く抱負を語った。
三澤孝康主将は「今年からルールが変わりベンチ入りが18人から22人に増えたので、去年までとは全く違う戦術に取り組んでいる。22人をフルに使う戦術に取り組んでおり試行錯誤の段階だが、ある程度形が見えてきた。今日の先制点はセットプレーに重点を置いて練習をしてきた成果が出たと思う。今年の目 標は公式戦無敗、引き分けがあったとしても、絶対に負けないチームを作ること。『堅守速攻』でピンチはしっかり守りそこから一気に攻め上がるチーム作りをしていきたい」と語った。
■2得点をあげた新切り込み隊長の北里謙治(1年 熊本小国高)は「高校と大学では運動量もスピードも違う、先輩たちの動きについていけるよう練習に励み、将来は全日本の選手として、オリンピックとか世界を視野にして戦える選手になりたい」と夢を語った。(M.I)
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