山梨学院パブリシティセンター
高円宮牌2008ホッケー日本リーグ 女子も開幕
〜山学大終了直前グラクソに追いつかれ初戦2対2〜
〜全員攻撃・全員守備ホッケーでAクラスを目指す〜

日本ホッケー協会(吉田大士会長)は5月3日、高円宮牌2008ホッケー日本リーグ女子の開幕戦4試合を広島市のコカ・コーラ ホッケースタジアムで行った。山梨学院CROWNING GLORIESは第2試合で女子ホッケー最古参の強豪グラクソ・スミスクラインと対戦した。この試合、 山梨学院は前半21分李仁敬が強烈なプッシュシュートを決めて先制、後半3分に加藤彰子がタッチシュートで合わせ2対0とリードした。しかし、後半15分に1点を返され、試合終了直前にペナルティーコーナーから同点シュートを許し、勝利目前で2対2と引き分けた。ラスト10秒のプレーで勝利を逃した選手たちは、唇を かみしめ、悔しさを明日の南都銀行戦にぶつけて最後の瞬間まで走り切ると誓っていた。今日から始まった日本リーグは学生と社会人が同じ舞台で競うリーグ戦、女子は8チームによる2回戦総当たり方式。昨年は強豪揃いの社会人チームと競い5位。今年はレギュラー陣がほぼ全員残った上に有望な新人が多数加わり厚 みを増した、山学伝統の「全員攻撃・全員守備ホッケー」で社会人に挑みリーグ4位以内を目指す。


山梨学院CROWNING GLORIESは関東学生リーグでは1994年に参戦以来、27季連続優勝:無敗で154連勝中。一昨年・昨年と2年連続全日本学生選手権を制し、今年は3連覇を目指す学生チャンピオン。今年の部員数は4年生14名、3年生10名、2年生9名、1年生10名の43名で、創部以来過去最高の部員数、世界の強豪・韓国 からの留学生も迎えている。“最初の笛から最後の笛まで相手を上回るスピードと運動量”がチームの基本戦術。
■先取点を上げた李仁敬(3年)は「日本リーグの初戦で得点をあげられてうれしいけれど、あと一歩で勝てたので、勝てなかったことがくやしい」と語った。
■追加点を奪った加藤彰子(2年)は「ペナルティーコーナーからのバリエーションで自分に来ると判ったので、決めてやろうと思いゴール右側を狙った。明日以降は勝ちにこだわっていく」とタッチシュートを振り返った。
飯野綾香主将(4年)は「内容的には押していて勝てる試合だった。7割はゲームを支配したが、最後の集中力がなくて勝てる試合を引き分けた。この悔しさを明日の南都銀行戦に生かして、全員攻撃・全員守備の自分たちのゲームを展開して、社会人を倒しに行く」と気持を切り替えていた。
ジョン・シアン監督は「今年の目標は6月の王座決定戦と秋の全日本学生選手権の二大学生タイトルの完全制覇、去年より上を目指す。社会人と戦う日本リーグはハードな日程の連戦となるが一戦一戦ベストを尽くして戦い、実戦を通して体力・精神力を強化しリーグ戦は4位以内のAクラスに入る」と意気込みを語った。
(M.I)
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