山梨学院パブリシティセンター
2008東日本学生レスリングリーグ戦(1日目)
初戦 群馬大と対戦し3対4 まさかの負け
60kg大沢フル出場 全勝で完全復帰 一人気を吐く

東日本学生レスリング連盟(滝山將剛会長)は5月8日、東京都の駒沢体育館で2008東日本学生レスリングリーグ戦(1日目)を行った。学生レスリングで最も歴史があるリーグ戦は、フリースタイルで55kg・60kg・66kg・74kg・84kg・96kg・120kgの7階級の団体戦で、母校の 名誉を賭けて3日間(8日・9日・11日)の熱戦の火ぶたが切られた。Aグループは日本体育大学・拓殖大学・早稲田大学・青山学院大学・東洋大学・中央大学・大東文化大学・法政大学。Bグループは日本大学・山梨学院大学・専修大学・国士舘大学・明治大学・神奈川大学・群馬大学・東京農業大学。8グループごとの総当たりで、A・Bグループの1位同士が優勝決定戦を行う。優勝候補のBグループの山学大は1日目を終え、第1回戦 群馬大3対4、第2回戦 東農大7対0、第3回戦 明大6対1で2勝1敗とした。Bグループの成績は、3勝0敗 日大、専大、国士大、2勝1敗 山学大、1勝2敗 群馬大、0勝3敗 東農大、神大。高田裕司監督は「親心が仇になった。ベストメンバーで挑まなかった私の采配ミス。もう後がなくなったが、これで優勝がなくなったわけではない、残りを全ての選手が星を落とすことなく気迫を持ち全勝で乗り切りたい」と波乱の幕開け。一人気を吐いたのは、怪我から完全復帰した60kgの大沢茂樹(4年・霞ケ浦)、相手にレスリングをさせない3戦全勝の完勝だった。


▲山学大は初戦を昨年Bグループ7位の群馬大と対戦し3対4でまさかの負け。高田監督は「親心が仇になった。1軍と3軍を使った私の采配ミス。選手を抱えている悩み」と眼を伏せた。しかし、「これで優勝がなくなったわけではない、残りを全ての選手が星を落とすことなく気迫を持ち全勝で臨む」と選手と自らを奮い立たせた。
▲第2試合は東京農業大学と対戦。55kg 小俣将太(3年・霞ケ浦)、60kg 大沢茂樹(4年・霞ケ浦)、66kg 森川一樹(3年・霞ケ浦)、74kg 奈良部嘉明(4年・霞ケ浦)、84kg 小室直人(3年・霞ケ浦)、96kg 山本雄資(4年・多度津工業)、120kg ムジコフ・ボリス( ロシア)とベストメンバーで挑み、全員が勝ち7対0とした。
▲第3試合は昨年Bグループ5位の明治大学と対戦。1階級落としたものの6対1で勝ち、1日目を終わり2勝1敗とした。
▲明日は第4回戦 神大、第5回戦 専大、第6回戦 国士大と対戦する。

奈良部嘉明主将は「全勝が目標だったので予想外の展開となった。初戦を落とし、これから一つも落とせないという自覚が選手一人一人にでた。これで部員全員の気持ちが一つになったので、明日から全勝できる自信はある。あとは、7対0で1試合1試合勝てるように頑張りたい」と力強く述べた。
高田裕司監督は「これで2勝1敗となった。残りを全勝するのが大前提。しかし、夢にも群馬大に負けるとは思ってみなかった。3対4、初戦を甘く見た。その後、選手たちは良い意味で緊張感がでて一体化した。気合が入ってきた。7勝1敗で並び勝ち点勝負となる。勝ち点も同点の場合はフォール数が多いチー ムということになるので、明日は全員が一つも星を落とすことなく内容も考えて気迫を持って戦いたい」と優勝に執念を燃やし語った。(H.K)
アルバム | 群馬大 | 東農大 | 明治大 |

 
 
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