山梨学院パブリシティセンター
第60回春季関東地区高等学校野球大会(2日目)
山学 東海大相に5対8 投手陣・守備に課題
〜 夏までには練習の中で追求し克服したい 〜

山梨県高校野球連盟は5月19日、小瀬球場、富士北麓球場で第60回春季関東高校野球大会(2日目)2回戦7試合を行った。小瀬球場の第2試合は山梨2位の山梨学院大学附属高校 対 神奈川1位の東海大相模高校戦が行われた。山梨学院は0対1とされた3回表の一死後、9番・長澤蓮(3年)が三塁手へ のドラッグバントで出塁すると、敵失で一・二塁、犠打で二・三塁とすると、3番・内田健斗(3年)の左フェンス直撃の2塁適時打で2対1と逆転した。その裏に2点返されて2対3とされた4回表無死、5番・羽田翔(2年)の右中間を破る三塁打。四球で一・三塁とした一死後、8番・野木慎太郎(3年)のスクイズで5番・ 羽田が生還し3対3とした。しかし失策が絡み投手が踏ん張れず3対7とされた8回表の一死後、3番・内田の中前安打、4番・保延優馬(3年)の右前安打で一・二塁、続く5番・羽田の中前適時打で4対7とした。その裏、1点返され4対8とされた9回表、8番・野木が四球を選び出塁。一死後、1番・長崎の左中間を破る2 塁適時打で5対8としたがゲームセットとなった。投げては、先発の左腕・新留拓馬(2年)、佐野永侑(3年)、山田祐也(2年)と継投したが失策も絡み投手陣は8失点と崩れた。須田喜照監督は「好投手から打線は良く5点を奪った。しかし、投手陣は力負けしていたし、守備が乱れディフェンスに課題を残した。夏までには 練習の中で追求し克服していきたい。選手たちは、全国レベルの野球を肌で感じ取ってくれたと思う」と語った。


▲山梨学院は0対1とされた3回表の一死後、9番・長澤蓮(3年)が三塁手へのドラッグバントで出塁すると、1番・長崎治朗(3年)の遊撃ゴロが一塁への悪送球を誘う敵失で一・二塁とした。続く2番・三井翔(3年)の犠打で二・三塁とすると、3番・内田健斗(3年)の左フェンス直撃の2塁適時打で2対 1と逆転したのも束の間、その裏に2点返されて2対3とされた。4回表無死、5番・羽田翔(2年)の右中間を破る三塁打、6番・高野準(3年)が四球を選び一・三塁とした一死後、8番・野木慎太郎(3年)のスクイズで5番・羽田が生還し3対3とした。しかし、4回裏に1点、5回裏に2点、7回裏に1点追加され3対7 とされた。8回表一死後、3番・内田健斗(3年)の中前安打、4番・保延優馬(3年)の右前安打で一・二塁、続く5番・羽田翔(2年)の中前適時打で4対7とした。その裏、1点返され4対8とされた9回表、8番・野木慎太郎(3年)が四球を選び出塁。一死後、1番・長崎治朗(3年)の左中間を破る2塁適時打で5対8 とし、二死後に3番・内田健斗(3年)が四球を選び一・二塁としたが後続が倒れゲームセットとなった。

長崎治朗主将(3年)は「相手は個人技が上手いので、弱気にならずに迷いをなくし野球部が一丸となって対抗しようと心掛けた。しかし、所々のミスが全て得点につながった。好投手が相手の時は、ミスで取られた点は打って返すのは難しい。夏に向けて、死んだ気になって練習して、試合で笑えるようにした い。そして、監督、先輩たち、僕らの夢(甲子園出場)を果たしたい」と気持ちを夏に向けて切り替えて決意を新たにした。

須田喜照監督は「今日は好投手から打線は良く5点を奪った。しかし、投手陣は力負けしていたし、守備が乱れディフェンスに課題を残した。選手たちは、全国レベルの野球を肌で感じ取ってくれたと思う。春季大会を通じて様々な課題が見つかった。夏までには練習の中で追求し克服していきたい。打撃練習も 当然だが打線は水もの、それ以上にバッテリーとディフェンスを、鍛え直しレベルアップを図りたい。夏に向けてレギュラーの存在を脅かすよう、他の選手の奮起に期待したい。チーム内で選手同士が切磋琢磨し、チームを大きく成長させてもらいたい」と、選手同士が励まし合って個々のレベルアップに、そしてチームのレベルア ップに努めてもらいたいと語った。(H.K)
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