山梨学院パブリシティセンター
平成20年度 関東高等学校ホッケー大会
~山梨学院高校と早稲田大学高等学院が全国を賭け激闘~
~終了直前、インターハイ出場を決める歓喜の決勝ゴール~

関東高校体育連盟と関東ホッケー協会は6月7日、第37回関東高等学校ホッケー大会兼全国高校総体関東地区予選会第1日を男子は山梨学院ホッケースタジアム、女子は県立白根高校第2グランドで開催した。大会にはインターハイ開催県の埼玉県を除く7都県の代表校が参加、男子5校・女子3校の関東代表枠をかけて対戦した。創部2年目で山梨大会を制し、関東大会初出場の山梨学院高校は第1試合で東京代表の早稲田大学高等学院と対戦した。山梨学院の部員は全員が1・2年生、白根御勅使中と白根巨摩中出身の経験者15人と高校に入ってから始めた3人で構成する18人。対する早稲田学院は3年生主体で部員数40人を誇るチーム、山学は序盤から劣勢に立たされた。開始3分に先制され、追い付いては突き放される苦しい展開、後半20分に同点に追いつき、試合終了2分前に木田智哉が決勝ゴールをタッチシュートで決めて3対2と逆転、激走で激闘を制した。 試合終了のホーンが鳴ると、フィールドのメンバーもリザーブメンバーも歓喜の雄叫びを上げて喜びを爆発させた。試合後、山梨学院高にインターハイ出場認定証が贈られた。


この試合、山梨学院ホッケースタジアムのスタンドには、選手の父兄、山学大女子ホッケー部員、後輩の白根巨摩中ホッケー部員など約60人が応援に駆けつけ、山梨学院の小旗を手に「走って行け~どこまでも~」と選手に大声援を送り続けた。この試合2得点をあげた木田智哉(2年)は中学時代はゴールキーパー、「一番後ろから一番前になった、全国大会には強いチームが出てくるので皆でプレーを磨き、白根高校の分まで一生懸命頑張りたい」と語った。中澤大成主将は「練習試合で勝ったのですこし甘く見た、公式戦は違う。これから強いチームと互角に戦えるように、練習を一杯して攻守の切り替えをよくしていきたい」と話した。スタンドで先輩たちのプレーに声援を送った白根巨摩中の4人のホッケー部員は「先輩たちは、すごくいいプレーをしていてパスがよくつながっていた、全国大会でも頑張ってほしい」とエールを送っていた。山梨学院高は午後からの準決勝で、全国選抜2位の強豪栃木代表の今市高校と対戦し0対3で敗退したが、初出場で関東ベスト4となった。

山梨学院高校のホッケー部は、県ホッケー協会の要請を受けて昨年創部された。大学ホッケー部と併せて指導に当たる寺本祐治監督は「白根高校が強かった時は関東のレベルも高かった、関東のレベルを上げるためにも立て直したい。日本トップレベルの大学生と同じグランドで練習を行い、高大一貫指導でいずれは関東で優勝をしたい」と熱い口調で思いを語った。(M.I)
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