山梨学院パブリシティセンター
第90回全国高等学校野球選手権山梨大会 組合せ抽選会
〜“この一球にかける夏”大会参加39校の組合せ決まる〜
〜第2シード山梨学院高校は7月10日に北杜高校と対戦〜

山梨県高等学校野球連盟は6月19日、甲府市総合市民会館で第90回記念大会となる今年の“夏の甲子園”山梨大会組合わせ抽選会を行った。会場には参加39校の主将と関係者が闘志を胸に秘めて出席した。挨拶した県高野連の金井光宜会長は「今年は北京オリンピックの関係で開催が2週間早まり、加えて緑が丘球場が使えないという異例の開催となった。雨の場合は日程調整が厳しい大会だが、すべての思いを一球に乗せて一日でも多く試合ができるよう、全力でプレーしてほしい」と語った。本抽選に先立って選手宣誓者の抽選が行われ、25人の希望者の中から農林高久保田大主将がくじを引き当て選手宣誓を行うことになった。組合せ抽選は、最初に春季大会ベスト4の東海甲府・山梨学院・甲府工業・富士学苑のAシード校を規定に従って配置、次いでベスト8の甲府城西・大月短大・日川・航空のBシード校の位置を抽選で決め、その後は予備抽選順にくじが引かれた。抽選の結果、第2シードの山梨学院高は7月10日(大会5日目小瀬球場 第三試合)に北杜高と対戦することになった。山梨大会は7月5日から21日までの日程で、甲府市の小瀬球場と富士吉田市の富士北麓球場で行われる。


山梨学院高野球部は今年から、都市対抗野球で10年連続活躍し若獅子賞・橋戸賞を受賞した元日本代表左腕の須田喜照氏が初のOB監督として母校の監督に就任、後輩たちを甲子園に導こうと指導に当たっている。抽選会前の17日に選手を集め、夏の大会にベンチ入りする20人を発表、選手一人一人にユニホームを手渡した。抽選会を終えた須田喜照監督は「トーナメントなので先のことは考えない、相手がどこということは関係なく、普段の野球を心がけて目の前の相手を倒すことに全力を尽くして戦う」と思いを胸に静かな口調で語った。抽選くじを引いた長崎治朗主将は「自分たちはバッテリーを中心にディフェンスからリズムを作っていくチーム、攻撃の方は皆振れてきているので、大会までにディフェンスを強化して調子を上げていきたい」と語った。選手宣誓の大役を務めることになった農林高の久保田大主将は「25分の1の確率なので、まさか自分が引き当てるとは思わなかった。やると決まった以上はいいコメントを考えてしっかりやりたい」と語った。
第90回の節目を向かえた記念大会となる今年の甲子園大会は8月2日から17日間の日程で“この一球にかける夏”を合言葉に、例年より6校多い史上最高の55校が参加して行われる。山梨学院高は春1度(平成6年)、夏3度(平成7、8、12年)甲子園に出場している。今年は須田新監督のもとで8年振りの甲子園の夏を目指す。(M.I)
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