山梨学院パブリシティセンター
第90回全国高校野球選手権山梨大会 開幕迫る
〜山梨学院高校で野球部選手壮行会開催〜
〜生徒全員で折った必勝祈願千羽鶴で激励〜

山梨学院高校生徒会(角田幸一郎生徒会長)は7月4日、同校前庭で第90回全国高等学校野球選手権山梨大会に出場する野球部の選手壮行会を行った。吹奏楽部の演奏にあわせて3人の女子マネージャーを含む48名の選手がユニホーム姿で入場、930名の全校生徒が手拍子で迎えた。挨拶した古屋忠彦校長は「夏の大会は3年生にとっては最後の大会となるのでチームはプレッシャーを感じると思うが、プレッシャーや重圧を避けて通るようではチャンピオンチームにはなれない、重圧を自分たちの張り合いにしてしまうような逞しさがほしい、そういう力をこのチームは持っていると思う。好結果を生んでもらう事を期待して校長のエールに変えます」と述べた。長崎治朗主将と土屋寛人副主将に全校生徒が心を込めて折った千羽鶴と花束が贈られ、吉田有佑応援委員会団長のリードで全員が「フレー・フレー・ヤマガク」と大合唱して選手を送り出した。夏の甲子園県大会は明日5日に開幕し21日までの日程で、小瀬球場と富士北麓球場で行われる。第2シードの山梨学院は7月10日(大会5日目)小瀬球場第三試合で北杜高と対戦する。


壮行会は、梅雨の合間の猛暑の中で行われた。角田幸一郎生徒会長は「野球部の皆さん、私たちは1回戦から全校応援でスタンドを盛り上げていきます。お互いに甲子園を目指して持てる力を出し切る熱い夏にしましょう、」とスタンドで一緒に戦うことを誓った。千羽鶴を受け取った長崎治朗主将は「野球部のために壮行会を開いて頂きありがとうございます。自分たち野球部は昨年の秋優勝、今年の春準優勝しています。今年の夏は“優勝という二文字”しかありません、全校生徒・先生方を甲子園に連れて行けるよう全力で戦います」と良く通る声で決意を述べ、インタビューでは「3年生は冬にケガ人が続出してやっとこの夏に皆が帰ってこれた、自分たちの野球は全員で一丸となってやる野球、チーム一丸となって戦う体制が出来ました。千羽鶴が長く飾れるよう、自分たちも長い戦いをしたいので全力で頑張ります」と“夏”への思いを語った。チアリーダー部の大石梨里香部長は「1年生が大勢入ってくれてスケールの大きい演技ができるようになりました。野球部応援のために新しいフォーメーションを考えました、スタンドで一生懸命工夫して演技します」と話し、「チアリーダー部のユニホームは最初の甲子園出場の時に作られて、スクールカラーの青に観客席でも目立つようにと黄色を組み合わせたと聞いています。この素敵なユニホームをまた甲子園のスタンドに連れてってあげたい」と語った。

夏の高校野球県大会は明日5日に開会式を行い、日大明誠―富士北稜戦を皮切りに開幕、参加39校が甲子園切符を賭けて13日間にわたり熱き戦いを繰り広げる。山梨学院高は初のOB監督である須田喜照新監督のもとで8年振りの甲子園の夏を目指す。(M.I)
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