山梨学院パブリシティセンター
アルテア七夕まつり2008 開催
〜洞爺湖サミットと連動、CO2削減を願うライトダウン〜
〜来場者が宇宙連詩山梨版「星つむぎの歌」を合唱〜

山梨学院大学キャンパスで開かれる夏の宵の風物詩“アルテア七夕まつり”が七夕の7月7日、大学キャンパスのSTAGE21で開かれ学生や地域の住民らがゆかたコンテストなどのイベントを楽しんだ。祭りの由来は、山梨学院の校章である梶の葉が天の川に輝く牽牛星(彦星altair・アルテア)を意味し、いにしえには学問上達の願いを梶の葉に記し七夕の星々に祈ったという故事に習ったもの2002年に始まった。会場を訪れた学生や子供たちは短冊に願い事を書き入れて笹の木に飾りつけていた。今年は洞爺湖サミット開催に合わせ重要議題である地球温暖化防止CO2削減をテーマに掲げ、司会の学生が地球にやさしいことを何かしようと来場者に呼びかけた。午後8時前にはライトダウン甲府バレーのメンバーが舞台に立ち、星や宇宙への思いを込めた一行詩を全国から公募し、リレー形式でつむいで完成させた曲、宇宙連詩山梨版「星つむぎの歌」を披露、来場者全員で合唱後、時報に合わせカウントダウンでキャンパスの明かりを消す省エネ運動、ライトダウン甲府バレーが行われた。
七夕祭りは、まだ明るさの残る午後6時すぎから始まった。幕開けは6月の全日本学生空手道選手権で準優勝した矢野彩(大学3年)さんと平林真樹(短大2年)平林沙織(大学1年)姉妹による空手の演武で、息の合った見事な型が観客の目を奪った。次いで山梨学院ALTEESによるチアリーディング、山梨学院ウインドブラスアンサンブルの演奏、現代ビジネス学部今井ゼミが企画する恒例の「ゆかたコンテスト」などが次々に行われた。ゆかたコンテストでは黒一点参加の高田諭(法学部3年)さんが10人の美女をおさえて優勝した。ステージの周辺には模擬店が立ち並び、男前豆腐や地ビール、手作りソーセージ、焼きそばなどの夜店に列ができたほか、花火コーナーも設けられてゆかた姿で訪れた親子らが七夕の夜を楽しんだ。ライトダウン甲府バレーの試みは、生憎の曇り空で星の輝きは見られなかったが、「星つむぎの歌」を歌いながら星空の事や自分たちの住む街を考えようという試みはアルテア七夕まつりを皮切りに7月から9月にかけて山梨県内6ヵ所で合唱の練習が行われ、10月25日には県民大合唱の本番が行われる事になっている。

■空手の演武を行った矢野彩さん・平林真樹さん沙織さん姉妹は「1週間前に急に言われたけど、集中して仕上げて本番はいい形で出来ました。これまでは団体が組めなかったけど3人揃ったので試合に出ることができます。10月の関東大会に出場して優勝を狙います」と流れ出る汗をぬぐった。
■ゆかたコンテストの司会をした今井ゼミの渡辺達也(4年)ゼミ長は「先輩から受けついている恒例の企画でゼミの19人全員がゆかた姿で企画運営に携わりました。自分たちで一から話し合い役割を分担して実施し上手くいってホッとしました。将来は公務員を目指していて、仕事でもチームワークが大切なことがよく判り勉強になりました」と話した。
■ゆかたコンテスト優勝の高田諭さんは「実家が110年続く呉服屋で将来は家業を継ぐ立場、自分の着こなしがどこまで通用するか試そうと思って出たが、まさか優勝するとは驚きました。頂いたディズニーランドのチケットはボランティア仲間に上げます」と粋な黒のゆかた姿で語った。(M.I)
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