山梨学院パブリシティセンター
第19回世界空手道選手権大会 日本代表決定
〜山梨学院の片田・内海・大木の3人が形の代表を独占〜
〜古屋忠彦学長に世界空手・東京“出場を報告〜

全日本空手道連盟は11月に日本武道館で開催される“世界空手・東京”第19回世界空手道選手権大会の日本代表選手として、個人形に片田貴士空手部監督、3人で行う団体形に片田貴士・内海健治(カレッジスポーツセンター研究員)・大木格(法学部4年)の山梨学院トリオを選抜した。連絡を受けた山梨学院カレッジスポーツセンター下田正二郎センター長は7月17日、3選手らを伴い古屋忠彦学長に世界選手権への出場を報告すると共に、大木格選手の世界学生選手権優勝報告と矢野彩選手(法学部3年)の全日本学生選手権準優勝報告を合わせて行った。古屋忠彦学長は「12番目の強化育成クラブとして来年4月に空手部を指定する準備をしており、非常にいいタイミングで日本での世界大会に3選手が出場することになった、素晴らしい快挙で大変喜ばしい」と激励した。世界空手道選手権東京大会は11月13日から16日までの4日間、日本武道館に世界120ヶ国から1200人が結集、形と組み手の個人戦と団体戦で技が競われる。


個人形と団体形の両方に出場する片田貴士選手は、今春空手部監督に就任した山学大OB、2002年大会の世界チャンピオンで、2006年大会は準優勝、今回が3度目の世界選手権出場で2度目の世界チャンピオンを目指す。片田貴士選手兼監督は「世界選手権が日本で行われるのは31年ぶり、3人とも世界トップレベルの力を持っている。3人の力を合わせれば優勝は夢ではない、個人と団体の両方で世界一を狙いたい」と意欲を語った。内海健治選手は昨年8月のアジア選手権団体優勝メンバーで世界選手権は初出場。大木格選手は世界選手権の出場は2回目となる。二人とも「これまで練習してきた技に磨きをかけ、力を充分発揮して必ず優勝して来たい」と力強く語った。
また、この日は7月11日から13日にかけてポーランドで行われた世界学生選手権で優勝して前日に帰国したばかりの大木格選手の優勝報告と、6月の全日本学生空手道選手権であざやかな演武を披露、決勝戦に進み審判の旗2対3という僅かな差で惜しくも優勝を逃したが見事な準優勝に輝いた矢野彩選手の準優勝報告も合わせて行われた。大木格選手は「世界レベルを直近で見る国際大会に出るのは個人としては3度目、悔いのないように気合いを入れ自分の力を発揮して優勝することができました」と語った。矢野彩選手は「当面の目標は関東選手権での優勝と国体出場、女子部員が3人揃ったので10月の関東大会では団体での出場も目指します」と語り、「世界学生は2年に一度なので4年生となる来年は開催されないので残念だが、日本一になるチャンスはある、今年の悔しさは来年取り返したい」と語った。(M.I)
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