山梨学院パブリシティセンター
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北京オリンピック開幕まであと11日
~「さくらJAPAN」のGK吉川由華選手母校を訪問~
~ゴールを無失点で守り日本のメダル獲得に貢献します~
北京五輪女子ホッケー日本代表「さくらJAPAN」のゴールキーパー 吉川由華選手(2006年卒、コカ・コーラウエスト)が7月28日、母校の山梨学院大を表敬訪問し古屋忠彦学長に五輪出場を報告した。吉川選手は富山県小矢部市出身で石動高から山学大に入学、共に五輪日本代表に選ばれた千葉香織選手(2003年卒、ソニー一宮)の3年後輩、堅い守りで山学大を常勝チームに引き上げ2年前に卒業した24歳。164cm62kgとゴールキーパーとしては大柄ではないが、大きな声と的確な指示で大学時代から信頼度抜群、日本チーム第2キーパーとして五輪に出場する。この日は恩師の寺本祐治監督と共に学長室を訪れ「大学時代はお世話になりました、日本チームのゴールをしっかり守って来ます」と出発の挨拶をした。古屋忠彦学長は祝い金と花束を贈り「ゴールキーパーがしっかりしていると安心して見ていられる、先輩の千葉さんとともに頑張ってください」と励ました。日本女子ホッケーチームは8月4日まで天理市で合宿を行い6日に北京入りし、8月10日に初戦のニュージーランド戦を向かえる。
吉川由華選手が生まれ育った富山県小矢部市はホッケーが盛んな市、小矢部市立大谷小4年生の時に担任の先生に誘われ〔おやべスポーツ少年団〕でホッケーを始めた。始めた時からポジションはゴールキーパー、大谷中・県立石動(いするぎ)高と進んだが、石動高時代はなかなか試合に出られず、ホッケーをやめようとも考えたという。しかし、練習に打ち込むうちに「練習はやればやっただけ成果が出る」楽しさに気づき「嫌々では駄目だ、納得のいくまで続けよう」という気持ちになり、山梨学院大に進学した。入寮した時の部屋長が4年生の千葉香織選手だった、それ以来千葉選手を尊敬し今も憧れの選手だという。現在は広島市をホームにするコカ・コーラウエストに所属するGK一筋14年の守護神。恩師
寺本祐治監督
は「大きな声で指示を出す姉御肌、大学時代から向上心をもってよく努力した。今回は2番手だが次のロンドンでは正キーパーになる」と語る。
吉川由華選手
は報道陣の質問に対し「試合に出る機会を与えて頂けたならゴールを無失点で抑え日本のメダル獲得に貢献したいと思います」と応え、大学ホッケー部の後輩たちに対して「私自身、大学に入学した時はオリンピック選手になる事など思ってもいなかった、そんなプレーヤーではなかったです。ホッケーが好きという気持と努力しようという気持が五輪切符をもたらしてくれました、不器用でもコツコツ練習することが大切」な事を後輩たちに伝えたいと語り、夕刻から東京都内のホテルで開かれる日本選手団結団壮行会に向かった。(M.I)
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