山梨学院パブリシティセンター
北京オリンピック 水泳女子100mバタフライ
〜加藤ゆか選手をパブリックビューイングで応援〜
〜山梨学院大キャンパスから北京に向けて大声援〜

8月8日午後8時8分に開幕した北京五輪は競技開始の9日、競泳陣のトップを切り女子100mバタフライ予選が行われオリンピック初出場の山梨学院大加藤ゆか(商学科4年)は6組7コースで夢舞台のレースに臨んだ。山梨学院大学ではレースの開始時間に合わせキャンパス内のカレッジスポーツセンター4階研修室で“パブリックビューイング”が行われた。会場には加藤選手が所属する水泳部の部員ら約150人が詰めかけ、生中継の映像を映し出す大型スクリーンを見つめた。画面にレース直前の加藤選手が映し出されると、会場では円陣が組まれ「ニッポン・チャチャチャ、カトゆか・チャチャチャ」と北京に届けと大声援でエールを送った。予選敗退で終わった加藤選手が「不満が残りました、悔しいです」と答えるインタビュー画面が流れると、この日までの人並み外れた超人的な努力を身近で見て来た後輩の水泳部員たちは貰い泣きしながら「先輩よく頑張りました、御苦労さまでした」とその健闘を称えた。
夏休み期間中の大学キャンパスでのパブリックビューイングは、当初50人程度収容のクリスタルタワー7階広報スタジオで行われる予定だったが、参加希望者が100人を超えたためカレッジスポーツセンター4階研修室に変更されて実施された。会場には“がんばれ日本、がんばれ加藤ゆか選手”と書かれた垂れ幕や大学の幟旗が並べられ、チアリーダー部アルティーズの部員たちとスクールマスコットのアルティ&ベッキーの2人が参加者を迎えた。レースが近づくと40人の水泳部員を中心にレスリング部・野球部・バスケットボール部の部員ら約150人の学生が円陣を組み、水泳部伝統の掛け声「山梨〜学院、oh・OH・オー、YGU」と「ニッポン・チャチャチャ、カトゆか・チャチャチャ」を大合唱して大声援を送った。レース本番、加藤は世界一のスプリント力でスタートから一気に飛び出し最高に近い形で50mをターンしたが後半伸びず、58秒94の記録で準決勝に進めなかった。約1分間の短いレース、固唾を呑んでスクリーンを見つめていた参加者は暫くの間言葉を失った。同じ愛知県出身で4年間一緒に泳いできた水泳部の久保田晴奈主将は「大きい舞台で緊張した中でも前半から行くゆかの持ち味を出したと思います。人一倍努力する姿を見てきました、ずっと心も体も張りつめていたと思うので、帰ってきたらよく頑張ったねと言ってあげたい」と語った。同じ100mバタフライの後輩で日本選手権5位の松下絵里奈(1年・豊川)選手は「加藤先輩のような世界に通用する選手になりたいと強く思いました、インカレで1分を切って世界の大会に出れるよう頑張りたい」と心を熱くしていた。

山梨学院大学からは北京五輪に現役・OB合わせて6人の選手・審判員が出場しているが、カレッジスポーツセンターは千葉香織選手(2003年卒)吉川由華選手(2006年卒)が出場する女子ホッケーの初戦日本対ニュージーランド戦(10日午前9時半〜)と尾方剛選手(1996年卒)と大崎悟史選手(1999年卒)が出場する男子マラソン(24日午前7時45分〜)も今回同様にパブリックビューイングを計画している。
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