山梨学院パブリシティセンター
法曹への道を徹底サポート!
〜山梨学院大法学部が来春『特進コース』開設〜
〜司法試験界のカリスマ講師柴田孝之氏が指導〜

山梨学院大学法学部(上條醇学部長)は25日、記者会見を行い法学部の中に『特進コース』を開設すると発表した。特進コースは、新司法試験制度への移行に伴って創設された法科大学院の中でも難関といわれる東大・一橋大・早大等の名門法科大学院への進学を目指す学生を少数精鋭で育成しようという特別進学コース。来春2009年4月開設予定で募集人員は法学部法学科7名と政治行政学科3名の計10人、入学金・授業料などの学費を全て免除する奨学生として募集する。選抜方法は進学校と提携した特別提携入試と大学センター試験を利用した一般入試の2通り。指導に当たるのは『司法試験機械的合格法』等の著者で司法試験界の著名なカリスマ講師柴田孝之氏が務める。特進コースの学生は、法科大学院入試に必要な法律科目の学習を2年次までに終えて、3年次と4年次は受験対策に専念したカリキュラムで難関法科大学院への合格を目指すことになる。
司法試験は、司法制度改革により法科大学院を修了した5年以内3回までの新司法試験制度に移行中で、先日発表された3年目の新司法試験合格者を法科大学院別で見ると、トップは東大で200人、次いで中大196人、慶大165人、早大130人、100人の京大までが三ケタ合格、合格率トップは127人が受験して78人が合格した一橋大の61.4%だった。その一方で合格者ゼロのところも3校あった(山梨学院大法科大学院からは40人が受験し7人が合格)。全国74の法科大学院は二極化が進んでいると言われ、学生が難関法科大学院に集中する傾向にある。山梨学院広報スタジオでの記者会見で上條醇法学部長は「本学の法学部から法曹になった人間はまだいない、喝を入れる形で思い切った取り組みを行い法曹人材を育成したい。この3年間に24名(旧司法試験1名含む)の合格者を生んだ山梨学院大法科大学院への進学も視野に入れているが、主には難関といわれる名門法科大学院を目指す優秀な学生を徹底的にサポートするために新設する」と設置理由を語った。古屋光司法学部専任講師・弁護士・企画委員長は「法科大学院への進学は、理系と違い大学から大学院にエスカレーター式に進む図式にはなっていない。早大法科大学院の場合の早大出身者は38%。慶大法科大学院の慶応出身者は29%。立教大の場合はわずか7%。大学法学部では法科大学院への進学を目指した授業は正課のカリキュラムでは扱っていない。ほとんどの受験者は司法試験予備校を経て全国の法科大学院に散らばっている状況、どの法科大学院も入学は簡単ではなくきちんと受験対策をする必要がある。特進コース開設は本学法学部の教育力を社会に判ってもらうことが一番の目的、目安として偏差値60以上の学生を対象にする。名実ともに司法試験界の超人気講師柴田孝之講師の週2回・3時間の特別プログラムで優秀な学生を4年間徹底的に鍛え、将来の日本の法曹界を担う人材を育成する」と語った。柴田孝之正課外プログラム担当講師は「予備校での受験指導は13年目になるが沢山の人数なのでどうしても画一的になる。少数精鋭で一人一人の弱点に対応した講義をしたいとずっと思っていた。今回大学からお誘いを頂き、長年やりたかった事に挑むことになり大変ワクワクしている。ここまで気合いを入れて失敗したら全て私の責任、申し開きできないのでその分緊張もしている。招致して頂いた山梨学院とここに入ってくる学生の期待を裏切らないよう全力で取り組んでいく」と語った。(M.I)
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