山梨学院パブリシティセンター
大学とクラブチームが地域連携
〜山梨学院大とヴァンフォーレ甲府が業務提携〜
〜選手育成と地域スポーツ文化発展に共同貢献〜

山梨学院大学とサッカーJ2ヴァンフォーレ甲府は、サッカーで教育と地域社会に貢献する業務提携を結ぶことになり2月26日、山梨学院広報スタジオで業務提携調印式を行った。協定の目的は、強化育成クラブとなる山梨学院大サッカー部と育成型クラブへの移行を目指すヴァンフォーレ甲府とが連携し、地元山梨出身選手の発掘・育成・強化を相互交流による相乗効果で飛躍させようというもの、双方のチーム力強化と連携しての地域社会貢献を目指す。調印式にはYGUのマスコット“アルティ”とヴァンフォーレのマスコット“ヴァンくん”も出席、古屋忠彦学長と海野一幸ヴァンフォーレ甲府社長が協定書に署名した。提携の具体的内容は、ヴァンフォーレ甲府から大学サッカー部へのコーチ派遣、ヴァンフォーレ甲府ユース選手の大学入学、合同チームによるJFLへの参加などと共に、地域スポーツ・食育・文化振興に共同で取り組むことなどが盛り込まれている。
調印式は最初に、昨年10月ジェネラル・マネージャーに就任したヴァンフォーレ甲府の佐久間悟GMが、会場の51型6面マルチビジョンを使って提携の目的と効果について説明を行い「U−22の若いサッカー選手の育成に山学大とヴァンフォーレが連携して取り組み、双方のチーム力強化を図る。そして、スポーツを通じて教育、食育、文化などの地域振興に共同で貢献して、地域活性化のシナジー効果を生みだしたい」と構想を語った。古屋忠彦学長は「若者たちの夢を実現させるステージを提供するのが学園の役割、手を携えてやることがお互いのためになると判断し思い切って提携を結ぶことにしました」と述べた。ヴァンフォーレ甲府の海野一幸社長は「Jリーグの理念は地域密着。私たちのチームは苦しい時代があり、地域に育てられたチーム。地元の大学と提携しさらに地域密着、地域貢献を高めていきたい」と話した。
山学大サッカー部は昨年4月に準強化育成クラブに指定、元ヴァンフォーレ監督の塚田雄二氏が監督に就任、新年度から強化育成クラブに指定され関東大学サッカー連盟に加盟、東京都大学サッカーリーグ3部に所属して歴史の第一歩を踏み出す。新年度部員数は44名。塚田雄二監督は「責任を感じるとともに夢の実現に思いを馳せている。私自身がサッカーを通じて色々な人に育てて頂いた。競技力強化、地域貢献、選手の人間形成を3本柱に指導に取り組み、ヴァンフォーレとも連携して役割を全うしたい」と抱負を述べた。一方、ヴァンフォーレ甲府は、自分たちが育てた選手とスカウトした選手でのメンバー構成が理想として、地元の子供たちを一貫教育でチームのトップ選手に育てる“育成型クラブ”に移行させる構想を抱いている。横森巧監督が再び指揮を執る山梨学院高など県内のサッカー強豪高とも協力関係を築く方針で、今回の提携を夢の実現に向けたスタートと位置付けている。
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