山梨学院パブリシティセンター
山梨初の公式戦仕様ソフトボール専用球場
〜山梨学院砂田ツインソフトボール場が完成オープン〜
〜日本リーグの強豪デンソーチームを招き柿落とし〜

甲府市砂田町に建設された山梨初の公式戦仕様ソフトボール専用球場「山梨学院ツインソフトボール場」のオープニングセレモニーが3月30日、全日本実業団優勝などの実績を持ち、北京五輪金メダリストの染谷美佳選手が所属する日本リーグの強豪デンソーチームとインターハイ優勝経験を持つ神奈川県立厚木商業高校を招いて行われた。二つの球場は大学ソフトボール場は新設、高校ソフトボール場はリニューアル、総工費6億5000万円をかけて共にバックネット裏に観客席を持つ夜間照明付きソフトボール専用球場として完成した。大学ソフトボール場は両翼・センター共に66,26m、内野は透水性に優れた混合土、外野は人工芝。クラブハウスや屋内練習場などが隣接して完備されている。オープニングセレモ二―には、高校と大学のチアリーダー部やスクールマスコットの「アルティ&ベッキ―」らも参加して彩りを添え、城東大橋方面に向かうネットには「HIT A BALL CATCH A DREAM」の文字が描き出された。
オープニングセレモニーで挨拶した古屋忠彦学長は「大学からそう遠くない所に、私達のソフトボールの聖地を作ることが出来た。カレッジスポーツ強化育成クラブに加わった大学ソフト部、ハイスクールスポーツの一翼を担う高校ソフト部が、順調に育ち強力な軍団となり、頂点を目指すチームとなるよう努力して頂きたい」と語った。セレモニーに続き、大学チームはデンソーチームと、高校チームは厚木商業チームとそれぞれ親善試合を行った。会場には山梨県ソフトボール協会の役員や県内の中学・高校の選手が招待され、山梨中学選抜の選手らが観客席に陣取り、アメリカのプロリーグでも活躍するデンソーのエース、マーガン・ギブソン投手の110キロを超える世界レベルの速球に驚嘆の声を上げていた。
大学ソフト部の清水正監督は「今年の目標は、関東での優勝とインカレへの出場。今日胸を貸してくれたデンソーチームは、今期の日本リーグで優勝する力のあるチーム、このチームと勝負が出来るチームになれば大学日本一になれる。創部一年目のチームに専用球場や選手寮を用意して頂いた大学に感謝し、期待に応えるよう一丸となって努力を重ねていきたい」と語った。デンソーチームの望月孝雄監督は「これほど立派な球場は実業団にもない、日本一の専用球場だと思う。これだけの環境が整えば優秀な高校生が憧れて入ってくるだろう。これからのチームだが、ここで丹念に練習すれば日本一になれる」と賛辞を贈った。岡田佳織主将(2年 伊奈学園)は「デンソーさんとは何度か一緒に合宿をさせてもらっていて、自分たちとの力の差は判っていたが、今日の試合で守備力も打撃力も、もっともっと高めなければいけないことを痛感した。今日をスタートラインにして、素晴らしいグランドと一体となって練習に取り組んでいきたい」と語った。
山梨学院大女子ソフトボール部RED SWANSは、昨年4月に創部され関東学生リーグ3部からスタート、春秋連続優勝し最短最速で1部に昇格した。今シーズンは新入生17名を加え、総勢38名となる。関東学生リーグ1部優勝と大学選手権(インカレ)日本一を目指し、誕生した“聖地”で発進した。
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