山梨学院パブリシティセンター
山学大イレブン 開花宣言
〜強化育成クラブ指定初試合を大勝で飾る〜
〜東京都大学サッカートーナメントで発進〜

山梨学院大サッカー部は4月4日、満開の桜がチームを迎えた東京品川の東京海洋大学サッカー場で「第14回東京都大学サッカートーナメント兼関東代表決定戦都学連予選」に出場、東京都市大学(旧武蔵工業大学)と1回戦を戦った。山学大サッカー部は昨年4月に準強化育成クラブとなり、元ヴァンフォーレ甲府監督の塚田雄二氏が監督に就任、今春から強化育成クラブとして発進した。関東大学サッカー連盟に加盟、東京都大学サッカーリーグ3部に所属する。4日の試合が強化育成クラブとしての第一歩を踏み出す公式戦初戦。この春に33人の新入生が入部、ベンチ入りした1年生メンバーは入学式を欠席してデビュー戦に臨んだ。山学イレブンは立ち上がりこそ硬さが目立ったものの、前半36分にMF登丈人(1年筑陽学園)が左からのクロスに反応して先制したのをきっかけに、グラウンドを縦横に走り回り8対0と大勝、チームの開花を宣言した。
試合会場はでこぼこの多い土のグラウンド、試合前のミーティングで塚田雄二監督は「どんな環境でも100%のファイトをすること、マイボールを大切にしろ、ディフェンスはしっかり守れ」と指示した。白一色の真新しいユニホームに袖を通した選手たちは円陣を組み「集中するぞ、気持だぞ、行くぞ」と飛び出した。先発メンバー11人のうちキャプテンのMF遠藤孝平(2年 山梨学院高)、MF塚田大士(2年 韮崎)、DF飯塚慎一(2年 韮崎)の3人以外は全て入部したばかりの1年生という布陣。チームメートの顔も名前もよくわからないままの初陣であったが、強豪チームから集まってきたイレブンは、立ち上がりこそ硬さが目立ちなかなか得点に結び付けられなかったが、前半36分に双子兄弟の兄登丈人(弟登敬太(1年 筑陽学園))が左サイドからのクロスに反応し先制、前半だけで3ゴールを決めた。ハーフタイム、塚田監督は「グラウンドが普通より縦が約5m短いから、早めに仕掛けるように、ボールをしっかり繋げ、ディフェンスは攻撃が前掛かりになった時ほどしっかり守れ、零点で押さえろ」と声をかけた。選手たちは遠藤主将やGKの山岡隆二(1年  筑陽学園)らを中心に互いに声を掛け合い、フォーメーションを確認して再び飛び出した。後半は一方的な展開、開始5分に4点目をあげたのを皮切りにゴールを奪い続け8対0、交代要員枠6人を使い切る余裕の試合運びで完勝した。2回戦は5日に国学院大と対戦する。
塚田雄二監督は「昨年までは1年から4年合わせて13人しかいないチームだったが、33人の新入生が入部していきなり42人のチームになった。新チームを作って1週間での試合、その割には自分たちのペースでゲームが出来たが、互角以上の強いチームと対戦する時にどれくらい自分たちの力を発揮できるかが勝負となる。秋のリーグ戦に向けて5月6月にしっかりと土台作りをやっていきたい」と語った。
遠藤孝平主将は「最初は固くなったが1点目を取ってからはリラックスしていいゲームが出来た。今年の目標は秋のリーグ戦での優勝、2部昇格です。若いチームなので皆で話し合い、力を合わせて練習を重ね、目標を達成させたい」と語った。
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