山梨学院パブリシティセンター
山梨学院短大生が食育応援弁当を開発
〜おいしい山梨を紹介する『甲州うまいじゃん弁当』〜
〜山梨県内のセブン‐イレブン159店舗で販売〜

『甲州うまいじゃん弁当』は、山梨学院短期大学食物栄養科の学生たちが、山梨県とセブン‐イレブン・ジャパンの要請を受けて開発した食育支援・地産地消応援弁当。「フジザクラポーク」「甲州ワインビーフ」「甲州小梅」など栄養バランスを考慮した18品目の具材を使用。甲州の味を生かした“山梨県の食育を応援します”弁当として、県内のセブン‐イレブン全159店舗で4月16日から一斉に販売を開始した。このうち甲府市砂田町店では、商品開発を行った食物栄養科の学生のうち4人が初日の店頭に立ち「山梨の味と香りを詰め込みました。低カロリーで塩分控えめ、おいしいですよ」とPR役を務めた。この事業は、山梨県とセブン‐イレブン・ジャパンが昨年11月に締結した地域活性化包括連携協定の一環、栄養士を目指す山梨学院短大食物栄養科2年生6人が協力、中身も商品名も学生たちのアイデア、山梨では初の試みとなる産学官連携による商品開発となった。
学生たちが県とセブン‐イレブンから要請を受けたのは2月初旬、指定されたコンセプトは「オール国産品で、県産品を3品目入れた献立」というもの。そこから2ヶ月間の試行錯誤が始まった。県産品は上記3点を選択、肉野菜巻きとすき焼きをメニューの中心に据えた。最初の段階では「かぼちゃの茶巾しぼり」を検討したが、水気が多すぎるため断念。だが、見た目のインパクトにはかぼちゃは欠かせないと判断、最終的にはスライスして煮込んだかぼちゃを3枚入れることにした。ご飯は炒った大豆と米を一緒に炊く山梨の伝統食「やこめごはん」と「わかめごはん」の組み合わせ、食塩を減らし、カロリーを600Kcal以下におさえた地産地消・健康弁当として完成させた。商品開発に携わったメンバーの一人乙黒みどりさん(食物栄養科2年)は「学生という立場と栄養士を目指す立場と消費者の立場という三つの視点から、一つ一つのメニューを決めました。栄養バランスを考えて野菜をたくさん取り入れ、食塩を減らしてカロリーを抑えながら、おいしくするためにはどうしたらいいか、皆でいろいろ話し合って決めました。売れるといいな!」と話している。セブン‐イレブン・ジャパン商品本部の鷲野博昭さん(長野・山梨地区チーフマーチャンダイザー)は「山梨では初の試みとなる産学官のコラボが実現して商品のネーミングも中身もすべて学生さんに決めてもらいました。5月末までの期間限定販売ですが、好評なら第2弾・第3弾を考えたいと思っており、次は県産品の品目をもっと増やしたい」と意気込んでいる。栄養士の卵たちが考案した食育弁当「甲州うまいじゃん弁当」の価格は580円。山梨県内のセブン‐イレブン全店舗で5月31日まで地域限定・期間限定商品として販売される
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