山梨学院パブリシティセンター
日本選手権で山梨学院大勢が活躍
〜山崎2位、坂井3位、鈴木連日3位の大飛躍〜
〜海外派遣選手に山崎ゆか・鈴木聡美が選出〜

北京五輪後初の日本一決定戦「第85回日本選手権水泳競技大会競泳競技」が4月16日から19日までの4日間、静岡県浜松市に建設された古橋廣之進記念浜松市総合水泳場で開催され、山梨学院大水泳部が目覚ましい活躍を見せた。大会前の下馬評では、加藤ゆかが卒業した山学勢はさほど高い評価は受けなかったが、大会が始まると出場した26人(男子11人、女子15人)のほとんどが自己ベストを更新する泳ぎを見せた。女子400m個人メドレーで山崎ゆか(4年 近大附)と坂井菜穂子(3年 東京立正)が2位と3位に入り、揃って表彰台に立った。また、鈴木聡美(1年 九産大九州)が50mと100m平泳ぎで二日連続3位に入るなど、過去最高の計11種目に入賞者を輩出、出場全選手が“地方私学の雄山梨学院”の存在を観衆にアピールした。日本水泳連盟は大会結果を受けて海外派遣選手を発表、世界選手権代表に50mバタフライ優勝の加藤ゆか(OG 東京SC)、ユニバーシアード代表に個人メドレーの山崎ゆか、日豪対抗代表に平泳ぎの鈴木聡美が選ばれた。
4日間の大会で女子は延べ11人が決勝に進出した。400m個人メドレーの山崎ゆかは筋力トレーニングを地道に続け、4年になって自己ベストを6秒以上も短縮させる驚異的な成長を見せ4分42秒26を叩き出し2位、先行逃げ切り型の坂井菜穂子が後半も粘りこれも自己ベストの4分42秒85で3位に入った。1年の鈴木聡美も表彰台に立った他、200mバタフライで飯窪麻未(4年 山梨学院高)が6位、村上優海(1年 船橋)が50mと200m平泳ぎで連続7位、50mバタフライで松下絵里奈(2年 豊川)が8位、100m自由形で前原優理(2年 山梨学院高)が8位にそれぞれ入賞した。男子は山崎智史(3年 山梨学院高)が個人メドレーでB決勝に進み400m11位・200m12位と健闘した他、ほとんどの選手が自己ベストを更新する泳ぎを見せた。
シーズン開幕戦で好スタートを切った山学大水泳部は、大会翌日の20日には早くもシドニー記念水泳場で練習を再開、日本選手権で表彰台に立った坂井菜穂子・山崎ゆか・鈴木聡美の3人が“必勝ポーズ“を決めた。学生最大の大会日本学生選手権(インカレ)は、今年度は9月4日から6日の日程で熊本県で開催される。昨年の山学大は女子3位、男子11位の成績だったが、今年度は選手層に厚みが加わり創部初の女子総合優勝が夢ではなくなった。神田忠彦監督は日本選手権の結果について「まあまあだった、世界選手権代表とユニバーシアード代表をもっと送り込むつもりだったので最高とは言えない」としながらも、9月のインカレに向けて確かな手応えをつかんだ様子「女子は、各種目のトップ選手だけでなく2番手3番手の選手も力をつけてきた、順調にいけば総合優勝が狙えると実感した」と語り、今シーズンの目標を男子は8位以内シード権獲得、女子は創部初の大学日本一に見据えた。

アルバム1(練習風景)
アルバム2(今シーズン目標・選手コメント)
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