
ゴールデンウィーク初日の4月29日、山梨学院大学・同短大で平成21年度新入生歓迎交流フェスティバルが開催された。新1年生にキャンパスに慣れてもらおうと3年前からこの時期に開催されているイベント、今年度は昨年に続き大学キャンパス内の古屋記念堂を中心に開催された。午前中に行われた短大の交流フェスティバルには約650人(新入生326人)の学生が、午後から行われた大学の交流フェスティバルには約1000人の新入生が、それぞれの教授と共に各ゼミ単位で参加した。5種目のゲームと7問のクイズについて各チームが団体戦で戦い、ポイントの合計でチーム優勝を競うというレクレーション。参加した新入生の一人は「ようやくゼミの仲間の名前と顔が一致しました」と顔をほころばせていた。
午前中に行われた短大の新入生歓迎交流フェスティバルで
三神敬子学長は「キャンパスには立派な木が何本も植えられています。持っている個性も品性も皆違います、皆さんも個性と品性を大切にして自分を育てて下さい。ここにいる期間は長くはありませんが、同じ大学で学んだ者は社会人となってから強い絆で結ばれます。ふれあいを深めて下さい」と挨拶した。最初にダンス部とチアリーダー部がオープニングパフォーマンスを行い、スネークダンスや後方宙返りなどのアクロバット的な技も披露、会場の雰囲気を盛り上げた。
チャレンジ・ザ・ゲームの内容は、バスケットボールのフリースローを競う「シューティングゲーム」、テーブルに並べた6枚の皿の豆を箸で移動させる「豆移しゲーム」、15人一緒に長縄跳びを行い4分間で何回飛べるかを競う「チームジャンプ」など5種目。クイズは「1997年の京都議定書で世界の国々から何の排出を減らすことを話し合ったか?」など7問。学生たちはチームごとにキャンパス内を移動してゲームとクイズに取り組んだ。参加した法学部政治行政学科十菱駿武クラスの
菅野智季さん(宮城県出身)は「全国の色々なところから集まって来て2週間、皆の気持ちをひとつにすることが出来た場だと思う。皆ともっと仲良くなり、大学にも全国にもたくさん仲間を作っていきたい」と目を輝かせていた。
上條醇法学部長は「学生にとってはパフォーマンスを通じてお互いが仲良くなる機会、教員としては教室の中だけではわからない学生の違う面を知る機会となる。学生生活充実のきっかけを作るいい試みだと思う」と話している。競技の結果、短大部門雪組の1位は真宮ゼミ、星組1位は山内(紀)ゼミ。大学部門の法学科1位は大神田クラス、政治行政学科1位は原(百)クラス、現代ビジネス学科1位は天沼クラス、経営情報学科1位は香西クラスとなった。
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