山梨学院パブリシティセンター
第61回山梨県高校総体 開幕
〜高校スポーツ最大の祭典に8000人が集う〜
〜開会式で山梨学院高女子が優勝旗を返還〜

第61回山梨県高等学校総合体育大会春季大会“高校総体”は5月13日、五月晴れの甲府市小瀬スポーツ公園陸上競技場に、参加45校の若きアスリートが集結し総合開会式が行われた。昨年度女子が5年ぶり3度目の優勝を果たした山梨学院高は、男子優勝の日本航空高に続き2番目に登場、整然と入場行進を行った。女子の優勝旗を市川優生徒会副会長が、男子の3位楯を穐山大輔生徒会長が返還、約8000人のアスリートが青春の炎を燃やす3日間のドラマが開幕した。今年の山梨学院高は戦前には厳しい戦いと予想されていたが、1日目の団体戦は、テニス女子団体が優勝、ゴルフは男女団体優勝、サッカー決勝進出、ソフトボール女子準決勝進出。個人戦では陸上男子800mの原寿人(2年)が1500mと合わせ2冠獲得など、男女ともに予想を大きく上回る活躍と躍動を見せた。
小瀬スポーツ公園テニス場で行われたテニス女子団体戦、山梨学院は強敵の日本航空を準決勝で下し、甲府城西との1位決定戦に進出した。山学チームはダブルス古屋有美(3年)広瀬仁香(2年)組。シングル1内山真由美(2年)、シングル2牛山友実子(1年)のメンバー、ライバルの航空を破った勢いを1位決定戦にそのまま持ち込み、城西を寄せ付けず2−0と圧倒して見事に優勝した。
韮崎中央公園陸上競技場で行われたサッカー準決勝戦、山学イレブンは韮崎イレブンと対戦した。これまでの対戦校と違い名門校は簡単には点を取らせてくれない、前半0−0、後半もボールを圧倒的に支配しながらゴールが割れない、じりじりする展開だった終了4分前、左サイドからのクロスボールをMF平塚拓真(3年)がヘディングパス、このボールを後半出場のFW加部未蘭(2年)が体を反転させながらボレーシュート、ゴール右隅に突き刺し1対0で勝利、15日午前10時から小瀬陸上競技場で行われる決勝に進出、帝京三と対戦する。
メイン会場の小瀬陸上競技場で行われた陸上競技男子800m原寿人(2年)が快走した。トラックを2周するこの競技、さいしょの400mは5位で通過したが直後にスピードを上げ一気に2位、残り250の最終コーナー手前でトップに立ち、後続との差をどんどん広げ、2位を10mも離す激走で優勝、9日に行われ2連覇した1500mと合わせ大会2冠を獲得した。尚、陸上女子では9日の1500mで黒岩みさき(1年)が優勝、鈴木千晴(1年)が3位に入っている。
山梨学院シドニー記念水泳場で行われた水泳競技男子400m自由形江原騎士(1年)が圧倒的強さを見せつけて優勝した。小柄ながら大きな泳ぎでスタート直後から飛び出し、25mのターンをしたあとはほとんど独泳、ジャパンオープンの参加標準記録3:54:55を目指して力泳した。残念ながら標準記録は突破できなかったが、4:00:63で優勝、将来が楽しみな新人が現れた。
韮崎高校体育館で行われた男子バスケットボール1回戦で山学は石和高と対戦した。開始直後から石和を圧倒102−40で勝利、14日の2回戦に駒を進めた。
この他の競技、団体戦ではホッケーが白根高との第1試合を7−0で勝利、ソフトボール女子が城西を11−0(5回コールド)で下し準決勝進出、テニス男子団体4位などとなった。個人戦では、空手個人形で冨田渓介(2年)が優勝、ゴルフ女子個人で橘添香(1年)が優勝、水泳男子100m平泳ぎ長田雄貴(2年)優勝、水泳男子100mバタフライ村上脩人優勝などと大健闘した。
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