山梨学院パブリシティセンター
レスリング全日本選抜選手権
〜森川一樹(フリー66kg級)悔しい3位〜
〜山学大から5人が選抜され全日本に出場〜

明治乳業杯平成21年度全日本選抜レスリング選手権大会が6月20・21日の両日、東京・代々木第2体育館で行われた。この大会はフリースタイル・グレコローマンの各階級ベスト12以内に選抜された選手によって日本一を競う大会。9月にデンマークで行われる世界選手権の最終代表選考を兼ねて開催された。山梨学院大からフリー66kg級の森川一樹(4年 霞ヶ浦)、フリー120kg級の増田拓也(2年 佐倉南)、グレコ55kg級の梶雅晴(2年 育英)、グレコ74kg級の長洞啓太(4年 東北工大附)、グレコ96kg級の有薗拓真(2年 育英)の5人が選ばれ出場した。このうち、森川一樹が2回戦を突破し準決勝に進出、佐藤吏(ALSOK)と対戦した。第1ピリオド早々にポイントを上げたが逆転を許し、第2ピリオドも佐藤に連取され決勝進出ならず、悔しい3位となった。他の選手は梶雅晴・増田拓也・有薗拓真の3人が2回戦、長洞啓太が1回戦敗退だった。
最上級生になった森川一樹(フリー66kg級)は「今年こそ優勝する」と心に誓い代々木第2のマットに上った。1回戦シードで2回戦から登場、初戦の相手は坂本将典(自衛隊体育学校)。青の森川は第1ピリオド早々から赤の坂本を圧倒した。バックを取って1ポイントを奪いそのままローリングさせ4−0として第1ピリオドを取った。第2ピリオドも開始30秒でバックに回り1ポイント。1分30秒に坂本を場外に押し出して2−0として、このピリオドも取り勝利、準決勝に駒を進めた。

≪フリー66kg級2回戦 森川一樹VS坂本将典≫ 
森川一樹 ○
(山学大)
{第1ピリオド4−0}
{第2ピリオド2−0}
● 坂本将典
(自衛隊体育学校)

森川の準決勝は山学大OBの大橋正教氏が監督を務めるALSOK総合警備保障の佐藤吏との対戦となった。この試合、青の森川は脆かった、第1ピリオド1分に赤の佐藤を場外に押し出してポイントを奪い1−0とリードしたが、直後にバックを取られ回されて1−3とされた。懸命にバックを奪い返して2−3としたが2分間のピリオドが終了第1ピリオドを落とした。第2ピリオドは早々にバックを取られそのままローリングを繰り返され0−5、いいところなく敗れた。ライバル米満達弘(自衛隊体育学校)との対決を果たせなかった森川一樹選手は試合直後に取材陣の質問に応え「優勝を狙っていたので残念、気持ちが弱かった。今はまだボーとしているが、次に向けて頭を切り替えたい」と肩を落として語った。

≪フリー66kg級準決勝 森川一樹VS佐藤吏≫ 
森川一樹 ●
(山学大)
{第1ピリオド2−3}
{第2ピリオド0−5}
○ 佐藤 吏
(ALSOK)

尚、大会には前年度主将のフリー74kg級奈良部嘉明(山梨学院大クラブ)も参加、3位に入った。
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