山梨学院パブリシティセンター
アルテア七夕まつり2009 開催
〜7周年を記念し、巨大竹オブジェ現る〜
〜フィナーレで織姫が天へと昇る〜

山梨学院大学の夏の学園祭としてすっかり定着した「アルテア七夕まつり」が7月7日の七夕に大学キャンパスのSTAGE21を会場として開催された。会場では、学生をはじめ地域の人々がゆかたや甚平姿で展示発表やコンサート、演奏などを楽しんだ。この七夕まつりは2002年から始まり、7回目となる今年は、会場内に“連なる”“つながる”を名前の由来とする巨大な竹オブジェ「REN」が登場。笛吹市の福島孝一さんが、山梨学院の創立63周年に合わせ63本の竹を使用し作成したもので、まっすぐに天へと伸びる青竹は学生たちのまっすぐな気持ちを表し、互いに竹が支えあう様子は幼稚園から大学院までの学校体系一環により、強い絆でむすばれた山梨学院を表している。当日は、このオブジェ内にエフエム甲府のアルテア放送局が設置され、会場内から生放送が行われた。
フィナーレでは、午後8時に会場内の照明が落とされるとともに、竹オブジェに照明がともされ、ゆかたコンテストでゆかた美人賞に輝いたゆかた美人が登場し、天へと昇っていく様子が表現され、会場を沸かした。


7回目となる七夕まつりは、山梨学院ALTEESによるチアリーディングのパフォーマンスからスタートし、今年初デビューの山梨学院大学附属小学校3年生から6年生の総勢26人のYGES山梨学院ALTEES Jr.によるダンス&チアリーダー、現代ビジネス学部今井ゼミ主催による「ゆかたコンテスト」が行われ観客の目を楽しませていた。恒例のゆかたコンテストには、総勢16人がエントリーし、今年は「子ども部門」「大人部門」「本当の私デビュー部門」の3部門が設けられ、それぞれに優勝、準優勝が決定。また、審査員特別賞も設けられ、会場は例年にない盛り上がりをみせていた。フィナーレで主役を務めることになる「本当の私デビュー部門」のゆかた美人賞には、山梨学院短期大学保育科1年の佐藤真奈美さんが選ばれた。
その他、ステージでは津軽三味線演奏、ライトダウン甲府バレーによる星空コンサート、ウインドブラス演奏も行われ、津軽三味線演奏では、多くの観客が手や足をとめ、迫力ある演奏を見入っていた。
ステージ周辺の模擬店では、男前豆腐や季節のフルーツ、地ビール、手作りドーナッツ、かき氷などがならび、さらに、山梨学院大学ディターレントクラブ(宮咲雄紀部長)が「暑中見舞いを富士山頂から届けませんか?」という企画で出展。学生や地域住民が書いた暑中見舞いを山頂の富士山郵便局で投函し、世界文化遺産登録に協力するため、清掃活動をしながら下山をするという企画。この夏の思い出に来場者が友人や家族などに手紙を綴っていた。また、今年は会場内に山梨県立科学館の協力により天体望遠鏡が設置され、ゆかた姿で訪れた親子らが、科学館のスタッフの説明に耳を傾け興味深げに覗いていた。2000人を超す来場者はステージ発表や模擬店の他、経営情報学部の内藤統也教授による星に関する研究展示を興味深げに見入り、遠い星に思いをはせていたり、花火コーナーで子どもの頃の思い出にひたるなど、思い思いの場所で七夕の夜を満喫していた。

星に関する研究展示を行った、経営情報学部の内藤統也教授は「今年の天文のイベントとして7月22日に日本で部分日食が楽しめます。山梨でも見ることはできますが、直接見ると目を痛めるので必ず専用のグラスをつけるようにしてください。」と目を輝かせながら語った。
ゆかたコンテストで浴衣美人賞に輝いた山梨学院短期大学保育科1年の佐藤真奈美さんは「友人からコンテストがあることを知り浴衣を着る良い機会だと思い参加しました。着付けは自分で行いましたが、まさか私が賞を取るとは思ってもいませんでした。」と驚きながら話した。
ゆかたコンテストで審査員を務めた、小林豊子きもの学院筆頭学院長の秋山豊令さんは、「ゆかたは、一般的な着物へのきっかけとして、自由に既成概念にとらわれず楽しんできていただくことができます。ゆかたを入口として日本の伝統の継承になればと思います。」と語った。(Y.Y)
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