山梨学院パブリシティセンター

平成21年度山梨学院学生チャレンジ制度認定書授与式
〜学生たちの個性あふれる企画や現代社会を意識した企画、16件が認定される〜


山梨学院大学学生センター(込山芳行センター長)は7月9日、平成21年度山梨学院学生チャレンジ制度認定書授与式を、キャンパスセンター棟2F・シーズシアターで行った。この制度は、1995年に発足したもので、学生のやる気やチャレンジ精神に大学が経済面などで全学的に支援する制度で、2003年度には文部科学省の「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」にも採択された。今年度は大学・短期大学から24件の企画の応募があり、その中から教育的効果・人間形成への影響度・独自性・ユニーク度・実現可能度など総合的に審査し、16件を認定。式では、大学・短期大学を代表して古屋忠彦山梨学院大学学長が「大学の4年間ほど一生を通じて自由で貴重な時間はありません。認定された企画はもちろん、さらに次の新企画にも果敢に挑戦し、チャレンジ・スピリットを忘れずに行動してください。」と挨拶。続いて、選考委員長の込山センター長が講評を行い、認定企画団体の代表者一人一人に認定書が授与された。認定者を代表して、YGUディターレントクラブ部長の宮咲雄紀さん(法学部4年)が「来月の企画の実行に向け急ピッチで準備を進めています。この企画を必ず成功させます。」と決意表明を行った。


今年は、学部・学科の特色を活かしたものや、学生の自由な発想で考えられた個性豊かな企画が、大学・短大あわせ16件認定され、式には認定企画団体の学生や関係教職員など大勢集まり、立ち見が出るほどであった。認定書授与式終了後には、集まった企画メンバーや教職員とともに記念写真を撮るなどして、グループみんなで喜びを分かち合っていた。

YGUディターレントクラブでは、企画テーマを「『あなたの暑中見舞い』富士山頂からお届けします。」とし、先日行われたアルテア七夕まつりなどで、学生や教職員、近隣住民から暑中見舞いを預かり、夏休みに富士登山を行い富士山頂郵便局に投函することを企画。夏の間のみ開設される富士山頂郵便局に投函された郵便物には、風景印と呼ばれる特別な消印が押される。夢のある葉書を大切な人に届けるのをお手伝いするとともに、下山の際は、清掃ボランティアとなりゴミ拾いを行い、世界文化遺産登録に向けて貢献しようと考えている。部長の宮咲雄紀さんは「順調に葉書は集まっています。日々の走り込みなどで体力面での自身はありますが、山の環境や高山病などには不安は残ります。しかし、本気でこの企画が成功するように頑張ります。」と来月に迫った富士登山への意気込みを力強く語った。
経営情報学部長倉ゼミでは、スポーツマネジメントについて研究しており、企画テーマを「ヴァンフォーレパーク」とし、ヴァンフォーレ甲府のホームゲームでのボールエリアの運営が学生チャレンジ制度に認定された。企画代表の財津光輝さん(経営情報学部4年)は「今までは自分たちの私物を持ち寄り運営している部分もあり資金的に限界があった。チャレンジ制度に認定していただいたおかげで、新しい企画にもチャレンジしやすくなった。みんなでアイディアを出し合い新しいアトラクションを作っていきたい。」と喜びをかみしめるとともに、今後の抱負を語った。(Y.Y)
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