
山梨学院大学附属幼稚園子育て支援センター(三神敬子センター長)は7月28日、同園プールにおいて、地域の子どもや保護者を対象にした親子スイミング教室「みんなで泳ごう!」を実施した。この教室は、子育て支援センターの地域交流事業の一環で平成13年からスタートし、アルテア夏祭りや運動会などとともに地域に根ざした活動の一つ。スイミング教室は午前と午後に分かれ、午前は、未就園児やその保護者を対象にし、午後は卒園生とその保護者を対象に行われた。
午前中の教室には39組の親子が参加し、子どもたちは家のお風呂とは違い、大きなプールに興奮し、親と一緒に泳いだり滑り台やビーチボールなどで遊び、夏の楽しいひとときを過ごしていた。
この日はあいにくの曇り空で、時折小雨もぱらついていたが、子どもたちは元気いっぱいの笑顔で山梨学院幼稚園を訪れた。親子は、水着に着替え、園舎中央にあるオープンスペースに集合。センターを代表し
三神敬子センター長が挨拶し「お水遊び好きですか?お魚になってみたいと思ったことがありますか?お家のお風呂とは違い大きいプールですので、いっぱい楽しく遊んでください。」と子どもたちに優しく語りかけた。挨拶に続き、親子はピアノの伴奏に合わせ、同園教諭の指導のもと準備体操を行い、プールに移動する際には、この教室のコーチを務める山梨学院幼稚園の
萩原和雄さんが「プールはおもちゃがいっぱいあって楽しいところです。おうちのお風呂とは違ってとっても広いです。走ったりすると滑って危ないので注意しましょう。」と子どもたちに注意を促した。プールに移動すると家のお風呂とは違い、広いプールにびっくりして泣き出す子どもや親にしがみついて離れない子どももいたが、次第に水の楽しさや不思議さを感じ、萩原さんらの指導のもと、バタ足や浮き具をつけて泳いだり、滑り台やビーチボールなどのおもちゃで遊ぶなどして水と触れ合っていた。中には、水を怖がって顔をつけられない子どもや、親から離れられない子どももいたが、同年代のお友達と水鉄砲などのおもちゃで遊ぶ中で、水の楽しさが分かり、最後は笑顔になり、親子で楽しいひとときを思う存分満喫していた。(Y.Y)
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