山梨学院パブリシティセンター
山学ナインが甲子園から帰校
〜「この経験をこれからに生かしていきます」〜
〜山梨学院高で帰校報告会〜

甲子園での戦いを終えた山梨学院高校野球部は、激闘から一夜明けた15日午前10時にバスで大阪市内の宿舎を出発、お盆休みで渋滞する高速道路を8時間かけて山梨に戻り午後6時に母校に帰校した。3列に並んだ選手の最前列は9人の3年生、2列目に15人の2年生、3列目に15人の1年生と2人の女子マネージャーが整列した。羽田翔主将が選手を代表して「ここまでこれたのは皆様方のおかげ、この経験をこれからに生かしていきます」と支えてくれた周囲への感謝を言葉にした。今年の山学チームはレギュラーのうち6人は2年生という2年生主体のチームであった。しかし、チームを甲子園に導いたのはベンチ入りした3年生の誰にも負けない気力と、ベンチに入れず最前列で応援をリードした3年生の熱い思いがもたらしたといっても過言ではない。関係者全員が3年生の努力を称えた。
帰校報告会は日没し暗くなりかけた前庭で行われた。最初に挨拶した川手佳彦副校長は「勝負の世界は勝ち負けがあるのが当然だが、高校スポーツは教育の場、最後まで諦めないで6点を入れた諸君の姿勢に感銘しました。継続は力なりの言葉を信じて3年生は次なるものに挑戦して頂きたい、2年生以下は秋の大会に挑戦してほしい」と励ました。藤原正彦PTA会長は「9年ぶりの出場でどう応援したらいいのか分からないほどだったが、本当にありがとう。3年生は小さい時からやってきた野球とここでちょっと間を空けることになる、何をやったらいいか分からないほどボーとすると思うが、甲子園に出場したことはこれからの君たちの人生の糧になる。一人の人間として、もっともっと大きくなって、強く逞しく生きて下さい」と部活を卒業する3年生にはなむけの言葉を送った。選手を代表し羽田翔主将が「甲子園では初戦敗退という形で終わってしまいましたが、ここまでこれたのは先生方や皆様方のおかげ。この経験をこれからに生かしていきます」と支えてくれた周囲への感謝の気持ちを言葉に表した。田中信幸部長は「若いチームと言われましたが、実際にチームを支えたのは数少ない3年生です。3年生が須田監督を男にして新しい足跡を作ってくれました。3年生は自信を持って次のステップに進んでほしい。そして、2年生以下が今年の3年生を超えるように指導していきたい」。3年生の努力を称えて帰校報告会を締めくくった。(M.I )
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