山梨学院パブリシティセンター
文科省現代GPプログラム
〜メタボリックシンドローム予防講座開講〜
〜地域食育推進・健康づくりを応援します〜

山梨学院短期大学は11月10日、メタボリックシンドローム予防講座を開講した。この講座は、平成19年度文部科学省現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)として採択された「県や栄養士と連携した地域食育推進」事業の一環として実施された。10日に行われた第1回講座は「<演習>レッツ,体組成測定!!」と題して参加者のメタボリックチェック、血管年齢診断などの測定が行われた。講師の食物栄養科中島久実子教授は「軽い体操程度でもいいので運動を毎日続ける習慣を身につけることと脂肪を取り過ぎない食生活を心掛けることが大切」とメタボを防ぐのは生活習慣と訴えた。講座は11月中に3回開催される予定、第2回の17日はメタボ予防運動、第3回の25日はメタボ予防食生活についての講座が計画されている。
山梨学院短大は文部科学省が全国の大学・短期大学・高等専門学校から申請された教育取組の中から優れたものを選定して財政支援を行う“GP”〔平成19年度までは「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」と「現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)」、平成20年度からは二つを統合した「質の高い大学教育推進プログラム」(教育GP)として実施〕において、短期大学として全国トップのGP7冠獲得を達成している。今回実施されたメタボリックシンドローム予防講座は平成19年度に選定された「県や栄養士と連携した地域食育推進取組」(現代GP)の最終年度事業として、好評だった昨年に引き続き企画された。食物栄養科中島ゼミの学生たちは、この講座に備えて勉強を重ね、1メタボリック診断、2血圧測定、3血管年齢測定、4アウストリウム(貧血)の4項目についての測定と測定結果を基に参加者にメタボ予防アドバイスを行った。講師の中島久実子教授は「注意すべきは運動と食事、軽い体操程度でもいいので運動を毎日続ける習慣を身につけること、脂肪を取り過ぎないこと、余分なコレステロールを排出する食物繊維野菜を多く摂ることが大切」と話し、「成人期の生活習慣病である肥満、糖尿病、高血圧、高脂血症、高尿酸血症などは容易に合併症を起こしやすく、メタボリックシンドロームを発症します。健康チェックを行い、自分の健康状態を正確に把握することでメタボを予防しましょう」と訴えた。
メタボリックシンドローム予防講座第2回は17日に保育科川上琴美教授の指導で「<演習>メタボ予防運動〜楽しく動いて健康に!〜」。第3回は25日に食物栄養科樋口千鶴講師の指導による「<演習>ナイスミドルのためのちょっと豪華な晩御飯〜メタボリック予防のための食生活〜」が実施される。 (M.I)
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