山梨学院パブリシティセンター
山梨県民待望の初優勝から凱旋
〜山学イレブンが雪の甲府市内で優勝パレード〜
〜4万人もの県民が沿道を埋めて熱烈歓迎〜

第88回全国高校サッカー選手権で初出場初優勝・山梨県勢初優勝の夢を実現させた山梨学院高サッカー部が、優勝から一夜明けた12日午後に帰甲した。山学イレブンは県議会議事堂前で行われた優勝報告会に臨んだ後、4台のオープンカーと2台の大型バスに分乗し優勝パレードを行った。コースは山梨県庁〜平和通り〜岡島百貨店前〜酒折駅前〜山梨学院大前〜山の手通り〜山梨学院高までの約5キロ。みぞれ混じりの雪と約4万人の県民が沿道を埋めて出迎え、選手たちに「感動をありがとう」と拍手の嵐を送った。81名の選手とマネージャーは車から身を乗り出して声援に応え、県民と喜びを分かち合った。学校に到着したイレブンは、今度は全校生徒の祝福を受けた。体育館で行われた優勝報告会で横森巧監督と碓井鉄平主将はともに学校を挙げて応援してくれた事への感謝を言葉に表した。
選手たちは、朝の日本テレビ番組[ズームインSUPER]に生出演した後に東京を出発、昼過ぎに甲府に到着し県議会議事堂前での優勝報告会に臨んだ。挨拶した小松重仁山梨県副知事は「栄えある優勝おめでとう。多くの県民が待ち望んでいた快挙、国立競技場で青い旋風を起こし、県民に勇気を与えてくれたことに感謝します」と喜びを表し、県サッカー協会会長の宮島雅展甲府市長は「最初は願いであったが、2度、3度と見て行くうちに確信に変わった。取るべくして取れた優勝旗と思う」と選手を称えた。司会者が、メンバー一人一人の活躍内容を紹介し、後ろに並ぶベンチに入れなかった部員と3人の女子マネージャーの81名全員で日本一を掴み取ったと報告した。横森監督と碓井主将に花束が贈られ、碓井鉄平主将は「山梨に優勝旗を持って来れたことを嬉しく思います、来年は加部未蘭を中心に後輩達が2連覇をしてくれると思います」と挨拶した。
優勝報告会のあと午後1時45分から、優勝パレードが行われた。みぞれ混じりの雪の降るあいにくの天気にもかかわらず、4万人もの人が沿道を埋めた。横森監督と碓井主将が乗る車を先頭に、オープンカーと2台の大型バスに分乗した選手たちは、最高の笑顔で手を振り沿道の声援に応えた。パレードが山梨学院大学前を通過する時には、教職員や大学生、380人の山梨学院小生徒など約1000人が出迎え、クラッカーを打ち鳴らすなどして熱烈に歓迎した。山の手通りを経て、母校に到着した選手たちは、今度は全校生徒の出迎えを受けた。体育館で行われた学校での優勝報告会で、古屋忠彦校長は「優勝パレードで、県民の本校への驚くほどの声援に触れ、県民の期待に応えられたことにあらためて感動した。永遠につながる新しい山梨学院の誕生を意味する優勝であった」と話し、選手と関係者の努力に感謝した。横森巧監督は「12月14日に壮行会を開いて頂いた時には、1回戦をどうするかということで頭が一杯だった。まさか1か月後こんなことになるとは思いもしなかった」と心情を吐露し、学校を挙げての全校応援に謝意を述べた。最初の壮行会から最後の優勝報告会まで、年末年始の約一か月間を東奔西走で応援に駆け回った吹奏楽部は、壮行会の締めくくりに、今年の選手権大会テーマ曲FUNKY MONKEY BABYSの< 明日へ >を演奏して選手を送り出した。 (M.I)
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