山梨学院パブリシティセンター
バンクーバー冬季五輪日本代表
〜スピードスケート及川佑・名取英理選手が母校訪問〜
〜風林火山パワーで五輪メダル奪取〜

バンクーバーオリンピックに出場するスピードスケートの及川佑(おいかわ ゆうや)選手(29歳、2002年度卒・びっくりドンキー)と名取英理(なとり えり)選手(24歳、2007年度卒・十六銀行)の2人が1月19日、母校を訪問し古屋忠彦学長に五輪での活躍を誓った。及川佑選手は12月11日のワールドカップ・ソルトレークシティ大会500mで34秒27の日本記録を樹立、トリノ五輪に続き2大会連続出場する。名取英理選手は代表選考競技会で3000m代表(5000m補欠)に選ばれ初出場する。及川選手が父から送られた武田信玄の言葉を大切にしていることから、大学から花束とともに“風林火山小旗”が贈られた。バンクーバー冬季五輪には、2人とともにショートトラック競技に藤本貴大(ふじもと たかひろ)選手(24歳、2006年度卒・セルモ)と吉澤純平(よしざわ じゅんぺい)選手(24歳、2006年度卒・とらふぐ亭)の合計4人の山学大出身者が出場する。日本選手団は明日20日にカナダに向けて出発、カルガリーで代表合宿を行い、直前の2月10日にバンクーバー入りする予定。
“開幕まであと24日”カナダ・バンクーバーで開催される冬季五輪は2月12日(日本時間2月13日)に開幕する。二人は前日に都内で行われた日本選手団の結団壮行会に出席、19日は代表選手ユニホームで学長室を訪れた。古屋忠彦学長は「オリンピックは難しい厳しいステージだが、名前を売るチャンスでもある。自分のために頑張ってきてほしい」と励ました。元オリンピック選手でもあるスケート部の篠原祐剛コーチは「2人が代表になり、波を作ってくれたおかげで現役がインカレで優勝することが出来た。この波をバンクーバーに持っていってもらいたい」と勇気付けた。及川選手は、武田信玄を尊敬している父から頂いた“疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山”を自分の滑りに置き換えた言葉を大切にしており、大学は花束とともに“風林火山応援小旗”を贈り「風林火山パワーで頑張ってください」と激励した。表敬訪問後、二人は山梨学院広報スタジオで報道陣の質問に応え、及川佑選手は「母校に帰ってくると大学時代の思い出が蘇って来ます。2回目の今回はスケート人生の集大成、最後だと思って挑みます。最高のパフォーマンスをして、一番輝いているメダルを目指します」と語った。名取英理選手は「卒業して2年なので、まだ帰ってきて寮から通っている感じです。社会人になって練習量は2倍になった。本番の会場に入ったら自分が一番強いと思って全力でメダルを目指し、恩返しが出来る滑りをしたい」と抱負を述べた。山学大スケート部の現役選手たちは、一人一人が2人の先輩と握手を交わし「頑張ってください」と励ました。2人の恩師山学大スケート部川上隆史監督は「オリンピックは特別な試合、普段の力がなかなか出せない場。及川はスタートダッシュ、名取は粘りが持ち味、2人とも持ち味を出して頑張ってもらいたい。自分たちと同じ環境にいた先輩がオリンピックに出場するというのは、後輩にとってモチベーションが上がる最高の贈り物」心強い先輩だと語った。
ショートトラック競技に出場する藤本貴大選手と吉澤純平選手の二人は一足先に、1月7日の山梨学院新年祝賀会で教職員に出場報告を行った。今回のバンクーバー冬季五輪に出場する4名を加え、オリンピック出場を果たした山梨学院大出身者(現役出場を含む)は夏冬合わせ合計31名となった。(M.I)
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