山梨学院パブリシティセンター
第十二回酒折連歌賞
〜問いの片歌発表、4月1日から応募受け付け〜
〜新たに県知事賞・県教育長賞・甲府市長賞〜

第十二回酒折連歌賞 問いの片歌
1、ひらがなできもちつたえてゆびきりしよう、
2、鳥がゆき明日も天気と決めて見る空、
3、ああこれでみんな揃ったさてはじめよう、
4、また上がる一本のバー見上げる高さ。

酒折連歌賞は、山梨学院大学と酒折連歌賞実行委員会が、連歌への関心と創作意欲を多くの人に持ってもらおうと12年前に創設された。「古事記」に登場する逸話、日本武尊が甲斐国酒折宮で「新治 筑波を過ぎて 幾夜か寝つる」と問いかけ、かがり火を焚いていた翁が「かがなべて 夜には九夜 日には十日を」と歌で返した故事から、酒折宮が日本の連歌発祥の地とされる。酒折連歌賞はこの逸話の問答を踏まえ、5・7・7の問いの片歌に対し、5・7・7で答えの片歌を返す形式となっている。(短連歌や長連歌の形式とは異なる)
記者発表会で、川手千興実行委員長と廣瀬孝嘉副委員長が、問いの片歌の発表と募集要項について説明し「表現が平易で、誰しもが答えやすい歌を提示した、多くの人に参加して頂きたい」と語った。
応募資格は不問で誰でも何句でも応募可能。賞の内訳は、文部科学大臣賞・大賞/副賞10万円(1名)、山梨県知事賞/副賞3万円(1名)、山梨県教育委員会教育長賞/副賞3万円(1名)、甲府市長賞/副賞3万円(1名)、入選/副賞1万円(10名)、奨励賞/副賞5千円(12名)、百選/副賞オリジナル図書カード。高校生以下を対象に将来楽しみな才能を見出すことを目的に設けられている特別賞のアルテア賞最優秀/副賞3万円(1名)、アルテア賞/副賞1万円(9名)となっている。また、応募者の中から抽選で50名に山梨県の特産品がプレゼントされる。募集期間は4月1日から9月30日、選考結果の発表は来年1月31日の予定。応募内容の詳細は4月1日以降の「酒折連歌賞ホームページ」に掲載される。(M.I)
アルバムはこちら  酒折連歌賞ホームページ
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