山梨学院パブリシティセンター
大学と金融機関が産学連携
〜山学大と商工中金が協力推進協定に調印〜
〜就活支援・人材育成・地域成長に貢献〜

山梨学院大学と商工組合中央金庫甲府支店は4月27日、地域中小企業や地域社会の発展に貢献することを目的に、産学連携の協力推進協定締結調印式を行った。調印式には、山学大から古屋忠彦学長、今井 久就職・キャリアセンター長、香西敏器教務部長。商工中金甲府支店から阿部 学支店長、今泉直行次長、大房泰造窓口サービス課長が出席、古屋学長と阿部支店長が協定書に署名し連携をスタートさせた。山学大が金融機関と連携するのは今回が初めて。大学としては、中小有力企業と密接な関係にある商工中金と連携した学生の就職活動支援、商工中金としては取引先企業への優秀な人材確保支援が連携の最重点項目。氷河期にある学生の就職活動と、中小有力企業の人材確保を橋渡しする地域産業振興策として連携の成果が期待される。
産学連携の目的は、(1)大学の研究成果などのシーズと地域中小企業などの経営ニーズとのマッチング・コーディネート。(2)商工中金取引先企業からの経営相談(人材確保など)に関する支援。(3)地域中小企業などの経営ニーズの情報収集及びそれに対する情報提供など。産学連携で人材の適材適所雇用や地域産業振興を進展させよういう試み。
代表者挨拶で古屋忠彦山梨学院大学長は「時代の変化で、大学も企業や外部と連携して新しい生き方を模索する時代に入った。ビジネスマンを養成する学部を持つ本学と、地域企業と密接な関係にある商工中金さんが連携することは意義深い。こういう時代だからこそ、お互いが持っている力を出し合い、地域に貢献する連携成果をあげていきたい」と話し、阿部 学商工中金甲府支店長は「大学・企業・学生・商工中金が情報を共有し、地元山梨県の地域力を向上させる事に貢献できるよう発信していきたい」と語った。また、連携の橋渡し役を務めた前現代ビジネス学部長の今井 久就職・キャリアセンター長は「学生に社会人基礎力を身に付けさせるインターンシップなどの実践的教育や、就職活動そのものに役立てて行ければ」と述べ、商工中金甲府支店有泉直行次長は「肩に力を入れ過ぎずに、コツコツと求める所と求められる所を結びつけて行きたい」と述べた。
山学大は現代ビジネス学部と就職・キャリアセンターが連携窓口を勤め、商工中金甲府支店は窓口サービス課に連携窓口を設置、連携と相互交流を深めて行く。 (M.I)
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