山梨学院パブリシティセンター
●ホッケー日本リーグ2010 開幕
〜山学大女子は社会人チームに1勝1敗発進〜
〜山学大男子は学生チームに2連勝勝ち点6〜

高円宮牌2010ホッケー日本リーグ女子が5月8日に開幕した。山梨学院大女子ホッケー部CROWNING GLORIESは、ホームの山梨学院ホッケースタジアムに社会人チームのグラクソ・スミスクラインを向かえて開幕戦を戦った。試合はグラクソに先制される展開となったが、前半終了直前に追いつき、後半にPCから得点を奪い2−1と逆転、開幕試合を勝利で飾った。一方、日本リーグ男子は9日に第3節を向かえ、山梨学院大男子ホッケー部OCTOBER EAGLESは、ホームで法政大と対戦し5対1と圧倒した。男子は第1戦の東京農大戦に勝利しており、これで2連勝、勝ち点を6に伸ばした。大学王座奪還を目指す山学大は、男女ともに上々のスタートを切った。
女子の開幕戦、試合が動いたのは前半14分だった。グラクソ・スミスクラインがペナルティコーナー(PC)から若柳陽香(山学大OG)の得点で先制した。劣勢に立たされた山学大は、前半終了直前の35分に中畝地里沙(なかせち・りさ 2年 桶脇)が巧みなドリブルでPCを奪い、坂野由衣(3年 瀬戸南)がプッシュシュートを決めて同点に追いついた。サイドが変わった後半5分、山学の守備が乱れ、グラクソの神内友希(山学大OG)に独走でゴール前に持ち込まれた。絶体絶命の場面で、守護神永山衿香(2年 桶脇)が体を張り大ピンチを防いだ。山学は後半17分にPCを得て、伴田久美(2年 須知)が強烈にヒット、ゴール左上のネットを突き刺しリードした。その後は一進一退の攻防が続いたが、両者ともに得点には至らず、山学大が開幕戦を逆転勝ちで制した。翌9日に第2戦が行われ、ソニーHCと対戦した。ソニーは五輪2大会連続出場の千葉香織などチームの主力を山学大OGで固めた全日本選手権覇者、日本最強チームには力及ばず0−5で敗退、開幕2連戦を1勝1敗勝ち点3とした。
ジョン・シアン監督は「不注意な形で相手にボールを奪われるなど、納得のいく試合ではなかったが、開幕戦で社会人チームに勝てたのは大きい」と振り返った。丁ナリ主将は「プレスで相手陣形を崩す自分たちのプレーを日本リーグで積み重ね、(6月の大学)王座で優勝するようにチーム力を高めて行く」と引き締めていた。

≪女子日本リーグ 山学大 VS グラクソ・スミスクライン≫ 於山梨学院ホッケースタジアム
○ 山梨学院大 2
{前半1−1}
{後半1−0}
1 グラクソ ●
得点 坂野由衣・伴野久美(山学) 若柳陽香(グラクソ)

今年の男子日本リーグは、日本ホッケー協会の選手強化計画に協力し、東西5チームずつの1回戦総当たり方式となった。4月18日から5月30日の間に5節を戦い、6月12・13日のプレーオフで日本リーグの覇者を決める短期決戦シーズン。山学大は、4月18日の第1戦で東京農大を1−0で下し1勝、9日に法政大をホームに向かえ第2戦を戦った。
試合は、山学が前半14分に村田和麻(1年 石動)のリバウンドシュートで先制した。18分に法政に同点に追いつかれたが、久保良太(4年 伊吹)・草野大介(2年 天理)・久保貴寿(4年 不来方)の連続得点で前半を4-1として折り返した。山学は後半も落ち着いた試合運びを見せ、31分に村田のこの日2得点目で突き放し、5−1で法政大を下した。開幕2連勝で勝ち点を6に伸ばした。
寺本祐治監督は「今日はチャンスを着実に得点に結びつけた。日本リーグ2位以内、大学王座優勝が前期の目標、チャンピオンを目指す」と今シーズン前半の目標を掲げた。久保良太ゲームキャプテンは「立ち上がりで先制したが、動きが悪く同点にされた。前半後半の連続得点で落ち着いたが、後半なかなか点が取れなかったのは反省、どんな状況でも点が取れるようにしたい」と大量得点にも反省を欠かさなかった。

≪男子日本リーグ 山学大 VS 法政大≫(5/9) 於山梨学院ホッケースタジアム
○ 山梨学院大 5
{前半4−1}
{後半1−0}
1 法政大 ●
得点 村田和麻2・久保良太・草野大介・久保貴寿(山学) 鈴木大輔(法政)

山学大女子の次の日本リーグ戦は、来週5月15・16日、奈良で南都銀行・天理大と2連戦を行う。山学大男子は、5月23日にホームでALDER飯能と対戦する。 (M.I)
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