
第62回山梨県高等学校総合体育大会春季大会が5月12日開幕した。甲府市小瀬スポーツ公園陸上競技場に参加44校約7500名のアスリートが集結、5月としては強風の中で総合開会式が行われた。昨年度男女ともに準優勝だった山梨学院高は、男子の準優勝楯を斉藤祐己生徒会長、女子の準優勝楯を武川玲蘭生徒会副会長が返還した。甲府商女子ソフトテニス部名取雪乃主将が選手宣誓を行い3日間の大会が幕を開けた。初日の山梨学院勢はテニス女子団体が優勝(2連覇)を飾った。個人種目では陸上男子800mで原寿人が2連覇、原は1500mを3連覇しており、3年間で5冠を獲得した。また、水泳では江原騎士・七里夏海・400mリレーが大会新で優勝した他男女合わせ8種目で優勝を飾った。この他、空手男子個人形で富田渓介が優勝。サッカーは準決勝で航空高に敗退、3位決定戦に回った。
高校スポーツ最大の祭典“県高校総体”、その総合開会式音楽を担当したのは、バックスタンドを埋め尽くした36校897名の吹奏楽部員、小瀬陸上競技場は大編成の大音響と青春の情熱に包まれた。そして、今年度の入場行進先導役を務めたのは、
山梨学院高チアリーダー部の20名、得意の旗パフォーマンスと笑顔で祭典を一気に盛り上げた。山梨学院高は7番目に登場してさわやかな入場行進を披露した。準優勝楯を返還した斉藤祐己生徒会長(3年)と武川玲蘭生徒会副会長(2年)にレプリカが授与され、甲商名取雪乃主将が「明るく、力強くプレーする事を誓います」と選手宣誓を行った。
1日目の山梨学院高主な成績
テニス
女子団体戦、山梨学院はシングルス1
内山真由美(3年)、シングルス2古谷真李奈(1年)、ダブルス
広瀬仁香(3年)・牛山友実子(2年)ペアのメンバーで臨み、甲府一、東海甲府、駿台甲府を下し決勝に進出、決勝で甲府城西を2−0で下し大会2連覇、関東大会出場を決めた。男子団体は、優勝した駿台甲府に2回戦で1−2と惜敗した。
陸 上
男子800m 原寿人(3年)優勝(2連覇・5冠)。深沢優(1年)3位。
原寿人選手「自己ベストを狙ったが、風が強かった。関東はインターハイを狙って攻めて行きます」
女子800m 黒岩みさき(2年)優勝。山崎楓(3年)4位。
黒岩みさき選手「去年はケガで諦めたので、今年こそ優勝と狙って行きました。最後は精一杯でした」
3000m障害 平塚祐三(3年)優勝。上田誠斗(3年)6位。
平塚祐三選手「独走だったが、後半は風でへとへとになった。関東では6位以内を目標にします」
女子砲丸投げ 杉山愛海(まなみ 1年)2位。
杉山愛海選手「10m45は自己ベスト、初めての総体、楽しく投げれました」
女子走り高跳び 剣持早紀(1年)3位。田中里実(2年)6位。
空 手
男子個人形 富田渓介(3年)優勝。新井元気(2年)3位。
女子個人形 田中美佐稀(1年)2位。桶川未来(3年)4位。
女子個人組手雨宮 愛(3年)3位。日向響(3年)4位。
水 泳
優勝 400mリレー(大会新)。400mメドレーリレー。400m個人メドレー池原正恒(1年)。400m自由形江原騎士(2年 大会新)100mバタ村上脩人(3年)。200m個人メドレー七里夏海(1年)100自由形井上紗耶(3年)。
2位 100m平泳ぎ中丸将也。100m自由形池田俊樹(3年)。400m自由形中澤夏純(1年)。100m平泳ぎ西海詩乃(2年)。
ソフトボール
準決勝進出
サッカー
準決勝敗退(航空高1−2)
(M.I)
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