
学生レスリング界最高峰の大会、2010東日本学生レスリングリーグ戦が東京駒沢体育館で、5月18日から21日の日程で開幕した。大会は16校がA、Bの2グループに分かれ8校でリーグ戦を行い、両グループの1位校が最終日最終試合で優勝決定戦を行う4日間の大会。フリースタイル7階級各1名による大学対抗団体戦。山梨学院大は1昨年優勝を飾ったが、昨年はグループ2位で優勝決定戦進出を逃した。今期を占う重要な大会の初日、山学大は初戦の群馬大戦、第2戦の東京農大戦を2連勝で飾り、順当に初日を終えた。無敵だったムジコフ・ボリスが卒業し、今期の山学大は絶対的ポイントゲッターのいない下級生中心のチーム、まずは優勝決定戦進出を目指す。山学レスリングは今期最初の団体戦を2連勝で発進した。
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Aグループ、拓大・国士舘大・東洋大・専大・神大・青学大・法大・(日体大)
Bグループ、早大・山学大・日大・中大・大東大・明大・群馬大・東農大
1部Bグループの山学大は、初戦の群馬大を簡単に退け、2回戦で東農大と対戦した。布陣は、55s級梶雅晴(3年、育英)、60s級濱本 豊(1年)、66s級後藤佳吾(3年、峡南工)、74s級レンチン・オチル・バヤラー(1年 モンゴル)、84s級鈴木友希(2年、八戸工大第一)、96s級有薗拓真(2年、育英)、120s級金澤勝利(2年、種市)の7人で臨んだ。試合は、先鋒役55s級の梶が東農大の島本を寄せ付けずに圧勝したのを皮切りに、全階級とも危なげなく勝利した。中でも、モンゴルからの新留学生74s級のバヤラーの俊敏な動きと、本来の96s級から1階級上の120s級で勝利した金澤の力強さが目を引いた。大会2日目19日の山学大は、大東文化大・明治大と対戦する。 (M.T)
2010東日本学生リーグ戦2回戦(5/18)於 東京駒沢体育館
≪山学大vs東農大≫
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55kg |
60kg |
66kg |
74kg |
84kg |
96kg |
120kg |
山学大 |
梶 |
濱本 |
後藤 |
バヤラー |
鈴木 |
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金澤 |
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○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
東農大 |
島本 |
三浦 |
青木 |
徳永 |
佐藤 |
河平 |
角田 |
山学大7勝0敗勝利。
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