山梨学院パブリシティセンター
●第92回全国高等学校野球選手権山梨大会組合せ抽選会
〜 40校38チームの主将 甲子園目指し抽選に臨む 〜
〜 連覇(5回目の出場)を狙う山梨学院 初戦は韮崎 〜

山梨県高等学校野球連盟は6月24日、甲府市総合市民会館で第92回全国高等学校野球選手権山梨大会組合せ抽選会を行った。組み合わせ抽選は、40校の石和・園芸・笛吹の合同チームを含む38チームの主将が受付順に予備抽選を行い本抽選に臨んだ。本抽選では、Aシードの春季大会の優勝・第1シードの日川が1番(Aパート)に、準優勝・第2シードの東海大甲府が20番(Cパート)に、3位・第3シードの甲府商業が29番(Dパート)に、4位・第4シードの山梨学院が10番(Bパート)に札を掛けた。続いて、Bシードの春季大会ベスト8が4パートに分けられた封筒を取り、日大明誠が19番(B)、市川28番(C)、日本航空9番(A)、甲府工業38番(D)を引き当てた。残り、30チームの主将が予備抽選順に番号札を引いた。その結果、開幕戦は甲府東と甲陵が、第1シードの日川は上野原、第2シードの東海大甲府は峡南、第3シードの甲府商業は谷村工業となった。また、第4シードで連覇(5回目の出場)を狙う山梨学院の初戦は韮崎との対戦となった。山梨学院の松浦航平(3年・青葉緑東)主将は「一戦一戦、出来ることを確りしてミスの少ない、自分たちの野球をするだけ」と、夏の大会への決意を述べ会場を後にした。なお、選手宣誓には27チームの主将が立候補し、最後に引いた増穂商業の相川強主将が選手宣誓を射止めた。相川主将は「山梨県の高校野球史に名を刻めるよう、全てのチームの意気込みを語り、素晴らしい宣誓をしたいと思います」と目を輝かせていた。大会は、7月10日に開幕し、甲府市の小瀬球場と富士北麓で日程どおりに行われれば、7月25日に決勝戦が行われ山梨県代表が決まる。


■会場には選手や監督など約200人が詰めかけた。金井光宣山梨県高野連会長は「38チーム、甲子園切符はたったの一枚しかありません。私が高校野球に携わって30年位になりますが、これほど混戦状態で本命亡き大会はありません。多くのチームにチャンスがあります。今回は力が僅差なので『甲子園に行くぞ』という、強い執念、精神力が、特に左右する大会となると思います。戦いは今日、この場から始まります。3年生は3年間の思いを一つの札に込めて引いてもらいたいと思います」と挨拶を述べた。続いて、山之上玲子朝日新聞甲府総局長は「いよいよ、抽選が始まります。ここで対戦相手が決まります。対戦相手とは正々堂々と戦ってください。例え、強豪校と当たっても怯まず、弱気にならず、自信を持ってプレーをしてください。その、試合の先に甲子園という憧れの舞台が待っています」と、挨拶を述べた。昨年の覇者の山梨学院の須田喜照監督は「3年生を中心に、粘り強い野球を心掛け、一丸となって戦って行きたい。日頃の練習どおりに、自信を持って一戦一戦試合に臨んでもらいたい。トーナメントは目の前の相手を倒して、階段を一段一段のぼり、頂点を目指すのが定石。毎試合が決勝戦」と語った。山梨学院は2連覇5回目の出場を目指し、7月13日午前9時から、小瀬球場で韮崎と対戦する。(H・K)
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