山梨学院パブリシティセンター
●アルテア七夕まつり2010、盛況に開催
〜集まった3000名が七夕の夜に想いを馳せる〜
〜ゆかたコンテストでは、スタッフがダンス披露〜

山梨学院大学学生センターは7月7日、今年で8回目となる「アルテア七夕まつり2010」を大学キャンパスのSTAGE21で開催した。酒折の夏の風物詩として定着した七夕まつりには今年も多くの学生や地域の人々がゆかたや甚平姿で集まり、会場に設置された笹には色とりどりの七夕飾りや願い事が書かれた短冊が風にたなびき、ゆかたとともに七夕情緒を醸し出していた。今年は、朝市ならぬ「夕市」も開催され、山梨県産の桃や野菜などが特別価格で販売され、多くの人が夏の産物を買い求めていた。また、シンガーソングライターの保田晃秀さん(山梨学院大学出身)や伸太郎さん(山梨学院高校出身)による星空コンサートも開かれ、会場に集まったおよそ3000名の観客は耳を傾けていた。さらに恒例の「ゆかたコンテスト」(現代ビジネス学部今井ゼミ主催)では、「子ども部門」「ペア(カップル)部門」「大人部門」に総勢16名がエントリーし、「大人部門」では韓国人留学生の朴慧斌さんが優勝を射止めた。フィナーレではライトダウンバレー甲府実行委員会が今年のライトダウン計画や星の話を行い、夜8時ちょうどのカウントダウンに合わせ会場は消灯され、伸太郎さんのライトダウンコンサートで幕を閉じた。

今年で8回目になる七夕まつりは、雨が降ったり止んだりの不安定な天候の中、山梨学院ウインドブラスアンサンブルの雨雲をも吹き飛ばす威勢の良いファンファーレでスタートした。ステージ発表では、昨年デビューしたばかりの山梨学院小学校の3年生から6年生のYGES山梨学院ALTEES Jr.のチアリーディングやストリートダンスが披露され、可愛らしい演技に観客は目を細め、拍手を送っていた。また箱根駅伝や各種大会で選手を鼓舞する山梨学院ALTEESは七夕をモチーフにしたボンボンでピラミッドを成功させると観客からは感嘆の声が上がり、会場を沸かせていた。
毎年恒例の現代ビジネス学部今井ゼミ主催の「ゆかたコンテスト」では、オープニングでコンテストスタッフがAKB48の「会いたかった」の曲に乗ってダンスを披露すると会場は例年以上の盛り上がりを見せた。「子ども部門」「ペア(カップル)部門」「大人部門」に総勢16名がエントリーし、「大人部門」では現代ビジネス学部2年の韓国人留学生・朴慧斌(パク ヘビン)さんが優勝の栄冠を手にした。朴さんは「日本に来て初めてゆかたを着ました。綺麗な模様で花柄が可愛くて気分が良いです。緊張しましたが優勝するとは思いませんでした。優勝できてとても嬉しいです」と笑顔で語った。

ステージ周辺の模擬店では、山梨県産の桃や野菜、山学大の卒業生が社長を務める三和豆水庵の男前豆腐などが特別価格で提供され、来場者は列を作って買い求めていた。また、清里・萌木の村の地ビールやカレー、シャトレーゼのアイスや生ワイン、山梨学院学生交流館自治会による本場中国の水餃子も販売され、来場者は次々に購入し舌鼓を打っていた。今年4月に入学し初めて七夕まつりに参加しという現代ビジネス学部1年の井上美樹さん(左)と剣持有希さん(右)は「学内のポスターを見て参加しました。思った以上に盛り上がっていてびっくりしました。授業があったのでゆかたでは参加できませんでしたが来年はゆかたで参加したいです」と語り、七夕のお願いについては「欲張って両面に、友達に彼氏が出来ますようにと友達と楽しくすごせますようにと書きました」(剣持)「毎日楽しく過ごせて、弓道部なので弓道が上達しますようにとお願いしました」(井上)と話し、七夕の夜に想いを馳せていた。

会場では、星に関する研究展示やBMX(バイクシルモトクロス)パフォーマンス、ウインドブランスアンサンブルによるリサイタルなどが行われた。ウインドブラスアンサンブルのリサイタルでは、「踊る大捜査線」をメインテーマにコミカルな寸劇とともに迫力のある演奏を披露。THEBOOMの「風になりたい」の演奏では、観客の拍手により会場は一つになり、広がりがあり活気のあるハーモニーを奏でていた。さらにステージでは、シンガーソングライターの保田晃秀さん(山梨学院大学出身)や伸太郎さん(山梨学院高校出身)による星空コンサートも開かれ、保田さんは今年4月にリリースした「ヒカリノトビラ」他1曲を、伸太郎さんは「白い雲」と「青空」を熱唱した。経営情報学部を卒業し、現在都内や山梨県内で活動中の保田晃秀さんは「学生時代は、フォークソング拓郎(軽音サークル)で作詞や作曲をしていました。4月にリリースした"ヒカリノトビラ"は山梨学院のスポーツや頑張っている全ての人を応援する応援歌として作詞、作曲しました。今後は地元を大事にし、地元を拠点として、支えてくれる仲間とともに頑張りたいです」と語り、七夕の夜に今後の活躍を誓った。(Y.Y)
| アルバム1 | アルバム2 |

Copyright (C) 2010 YGUPC. All Rights Reserved.