山梨学院パブリシティセンター
●やまなし食のマッチングフェア2010
〜短大教授・学生が特別メニュー・食品相談で協力〜
〜山梨学院大学・短大・山梨中央銀行連携第1弾〜

山梨学院大学・山梨学院短期大学と山梨中央銀行は、地域産業の活性化を積極的に推進する「包括業務連携協定」を結び、その取り組み第1弾として、7月22日に甲府市のアイメッセ山梨で開催された山梨中央銀行主催の食品商談会「やまなし食のマッチングフェア2010」に短期大学が参加協力した。このフェアは、商品の販路拡大を図る県内企業と、東京・神奈川・中京地区などの仕入れ企業に商談の場を提供するイベント。業務連携を機に初参加した短期大学は、山梨県産の食材を活用して学生が試作した特別メニューの展示・試食コーナーを設置した他、出展者が抱える食や栄養に関する悩みに教授陣がアドバイスを行った。大学・短大・中銀の三者は、それぞれの立場から、地域産業の事業発展や地域の活性化について、連携して支援に取り組んで行く。
「やまなし食のマッチングフェア2010」は、販路拡大を目指す県産品事業者と、仕入れ企業とを結ぶ県産食品商談会として、山梨中央銀行とやまなし産業支援機構の共催で5年前から行われている商談会。商品開発・販売の縁結びフェアとして好評を得て、昨年は1300件を超える商談が行われ135件の商談が成立した。5回目の今回は昨年をさらに上回る90社が出展、連携を機に山梨学院短大が初めてブースを出展させた。短大ブースでは、出展企業の食材を活用して学生たちが考案した特別メニュー「しいたけビスケット」「ウメトマトソース」「竹炭パウダーパウンドケーキ」の展示・試食会が行われた他、大学健康栄養学部仲尾玲子准教授と短大食物栄養科中川裕子准教授による出展社企業の食・栄養に関する食品相談も行われ、大勢の参加者が次々に試食や相談に訪れた。短大食物栄養科依田萬代准教授は「企業が大学や短大を活用してくれる事を嬉しく思います。地方経済が厳しい時代に地域の食材を生かし、地域の企業が求めるものを、企業と若い学生たちが一緒に研究して、新たなものを世の中に送り出して行きたい」と話し、身延竹炭企業組合に協力して作成した竹炭パウダーパウンドケーキが(有)ソルべグラスヨコハマから商品化されたと語った。食物栄養科中川裕子准教授は「相談に応じて、作り手の皆さんの意欲を強く感じました。ゆばをレトルト食品にして全国発売を目指す「身延のゆば」のケースでは、食品そのものは素晴らしいアイデアだが、商品として見た場合にキャッチフレーズ・パッケージング・ネーミング・トッピングに工夫の必要性を感じた。学生たちの若いアイデアが商品開発に生かせていければ」と話し、地域企業の発展と地域の活性化に短大と学生が貢献して行ければと語った。(M.I)
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