山梨学院パブリシティセンター
● オーストラリア語学研修2010
〜2週間の海外研修旅行を終えて帰国、帰校式〜
〜外人宅にホームステイ、異文化を体験学習〜

山梨学院中学校最大の校外行事「オーストラリア語学研修旅行2010」が7月14日から2週間の日程で実施され、参加した3年生が27日に帰国、学校で帰校式が行われた。オーストラリア語学研修は、山梨学院中学が創立1期生から行っている学校伝統の海外研修旅行。生徒たちはオーストラリア人のホストファミリー宅にホームステイし、現地の学校で英会話授業を受け、語学力の向上と国際感覚を体で学ぶ。今年度の研修には、3年1組から3組の98人が参加、見聞を広めて帰国した。生徒を代表して挨拶した小林稜平君は「言葉の違い、習慣の違いに戸惑いながら、お互いの国の文化を尊重する大切さを強く感じました。夢のような2週間でした、素晴らしい体験をこれからの人生に生かして行きたい」と帰校報告の言葉を結んだ。
山梨学院中学校は、中学3年間と高校3年間を1本のカリキュラムでつなぎ、生徒全員が山梨学院高校の特別進学コースに進む、超難関国公立大学進学を目指す中高一貫教育校。6年間を、基礎学力養成期、実力養成期、完成期の3期に分けて学習を進め、時間的にも、精神的にもゆとりをもって学力向上を図っていく教育方針。英語学習を重要視、全員が英検の上位取得を目指している。平成21年度は、準1級1名、2級2名、準2級26名、3級116名の実績をあげた。学校最大の行事であるオーストラリア語学研修は、中3の1学期末から夏期休暇の2週間にわたって現地に滞在し、語学力の向上と、国際感覚を身につけて国際理解を深めることを目的に実施され、今年で13回目を数える。生徒たちは、オーストラリア、クイーンランド州トゥーンバ市の約80軒の家庭に1人から2人でホームステイ、外国人家族と9日間寝食を共にし、ホストファミリー宅からダウンランド・カレッジなど3校に短期通学して英会話授業などの語学研修を受けた。旅の最後にシドニー観光を行い、全員元気に帰国した。27日の帰校式で、団長として同行した甲田正人教頭は保護者に対し「生徒は慣れない環境で、慣れない英語研修を受けて来ました。戸惑うことが多かったと思いますが、全員元気に頑張って参りました」と報告、生徒に対して「頑張った気持を忘れずに、3年後の自分の進路目標に役立てるよう、さらに努力するように」と語りかけた。生徒代表の小林稜平君は「言葉の違い、習慣の違いに戸惑いながら、日常では決して遭えない体験をしました。お互いの国の文化を尊重する大切さを強く感じました。長いようで短かった夢のような2週間でした、素晴らしい体験をこれからの人生に生かして行きたい」と帰校報告した。
真夏の猛暑に迎えられて甲府盆地に戻って来た男子生徒の一人は、インタビューに対し「2人でホームステイしました。最初は言葉が通じなくて、身振り手振りで話し、少しずつ意思が通じるようになりました。未知の体験をたくさんして、とにかく楽しかった、の一言です」と話し、女子生徒の一人は「ホストファミリーの皆さんがフレンドリーに優しくしてくれて、ホームシックにもなりませんでした。話す言葉は判りづらかったけど、オーストラリアという国と人がとても好きになりました」と、地球の反対側の未知の国の冬物語を振り返った。 (M.I)
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