山梨学院パブリシティセンター
●アルテア夏祭り2010
〜1000人の園児と保護者らが夏の宵を楽しむ〜
〜山梨学院幼稚園で施設開放・地域交流事業〜

山梨学院幼稚園恒例で第16回「アルテア夏祭り」が8月22日の夕刻に開催された。幼稚園を夏祭り縁日会場に模様替えして、園児と保護者それに地域の人達に夏の終わりを楽しんでもらおうという伝統行事。幼稚園の施設開放・地域との交流事業として今年度で16年目を向かえた。例年同様に午後4時半から始まったが、今年はいつもの年よりかなり強い日差しが園庭に差し込んだ。園児の多くは浴衣や甚平姿で保護者とともに来園し魚釣りゲームやサイコロゲームそれにゴールを目指せシュートゲームなどに歓声を上げた。フィナーレを飾ったのは、ペンギン音頭の盆踊り、園児たちはステージの周りを輪になって囲み、小さな手を広げて夏と夏休みのフィナーレを楽しんでいた。そして、間もなく2学期が始まる。


お盆が過ぎたというのに、なおも猛暑が続く日本列島2010の夏、甲府の最高気温が再び猛暑日の36℃となった8月22日、山梨学院幼稚園夏後半の風物詩「アルテア夏祭り」が夕方4時半から始まった。園内にはヨーヨーすくいやポップコーン・焼きそばなどの模擬店が並び、教室はゲーム室と談話室に模様替えされて幼稚園全体が夏の宵の縁日会場に変身した。

園児たちを最初に向かえたのは「魚釣りゲーム」、割りばしとひもで作られた釣り竿と釣り糸の先に磁石が取り付けられ、お魚の口に取り付けられたダブルクリックめがけて、磁石を投げ入れてお魚をつり上げる1本釣り仕掛け、幼稚園児は一人3匹、小学生は一人5匹が制限匹数だが、多くの子供たちが制限匹数を釣り上げ、釣り上げた中から自分が一番気に入ったお魚をゲットしていた。隣の教室は、この日は「サイコロゲームセンター」、園児は体の半分ほどもある大きなサイコロを投げて、出た数字と同じ1番から6番の飴玉ケースに入っている飴をゲットしていた。その隣は「輪投げ教室」、1人が3本の輪を持ち、年少は50cmの距離から、年長は1mの距離から3投を試みるゲーム。意外に難しく、的に投入できた幼児の数は少なかった。しかし、入っても入らなくても全員にラムネがプレゼントされていた。スカイホールでは、相撲大会が行われるとともに、全国高校サッカー選手権で優勝した山梨学院高校の活躍にあやかり「ゴールを目指せ!シュートゲーム」が行われた。幅1m50cm・高さ70cmのミニゴールが用意され、1m50cmから60cm間隔で、赤(年少)、黄(年中)、青(年長)、緑(小学生)のラインが引かれ、そこからビニール製の軟らかくて大きいサッカーボールを2本蹴り入れるゲームが行われた。2本とも見事なゴールを決めた年長の園児は、参加賞のこんにゃくゼリーを手に「やった〜、本田みたいだった」と喜んでいた。

夏祭りの最後を飾ったのは盆踊り、園庭に作られた盆踊りステージ上の2人の先生の掛け声と太鼓に合わせて、園児全員が輪になり「ペンギン音頭」と「月夜のポンチャラリン」の2曲を見様見真似で舞い踊った。園児にせがまれて一緒に踊った山内淳子園長は「この祭りは、長い夏休みの終わりに園児たちが、早く2学期が始まってほしいと思えるようにという願いと、アルテア子供会の人達や地域の人達との交流を深めるためという2つの目的があります。園長として今年が1年目ですが、現場の教職員が非常に熱心に、愛情深く保育に取り組んでいる事に感心しています。実務での体験を短大保育科での指導にも役立てて行きたい。一つ一つしっかり学んで自身を成長させて行きたい」と語った。(M.I)
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