山梨学院パブリシティセンター
平成22年新司法試験合格者発表
〜山梨学院大学法科大学院から過去最高14人〜
〜合格率27.5%、私学順位で49校中5位〜

平成22年新司法試験の合格者が9月9日、法務省から発表された。法科大学院修了者を対象にした平成22年新司法試験は、受験者総数8163人に対し最終合格者は2074人、合格率は過去最低の25.4%となった。このうち、山梨学院大学法科大学院からは51人が受験し過去最高の14人が合格し、合格率は全国平均を上回る27.5%だった。合格者数14人は、全国74校中31位。合格率27.5%は、全国74校中16位、私学順位で見ると、1位慶應、2位 中央、3位 早稲田、4位 愛知大に次ぐ5位で昨年の9位から大きく躍進した。荒牧重人法務研究科長は「合格の要因は学生の「努力」とロースクールの教員、学部教員や山梨県弁護士会の支援、修了生の弁護士がチューターとして関わっている「総合力」だと思います」と述べた。



平成22年新司法試験の合格者2074人の平均年齢は29.07歳、最高年齢66歳、最低年齢24歳。性別は男性1482人(71.5%)、女性592人(28.5%)。山梨学院大法科大学院の合格者14人(男性13人、女性1人)のうち法学部を卒業した法学既修者が対象の2年制コースを修了した人は10人、法学未修者対象の3年制コースからの合格者は4人であった。74法科大学院の中で、合格者数では31位(昨年35位)、合格率だと16位(昨年19位)、私学順位5位(昨年9位)といういずれも前年を上回る実績を上げた。前年実績を上回ったことについて荒牧重人法務研究科長は「着実にこの山梨学院大学法科大学院から法曹界に人材を送り出していることについて、非常にうれしく、合格者については頼もしく思っています。合格の要因は学生の「努力」とロースクールの教員だけでなく、学部教員や山梨県弁護士会の支援、山梨学院を修了して合格した弁護士がチューターとして関わっている「総合力」だと思います」と話した。その一方で「山梨学院は合格者数や合格率で勝負しているのではありません。修了生が現場の法曹になり、社会に貢献し、評価が得られるようになったときが、初めて山梨学院法科大学院としての評価が決まるときだと思っている」と語った。

(Y.Y)

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