
男子第61回・女子第22回全国高校駅伝山梨県予選兼関東高校駅伝県予選が11月3日、西湖畔周回コースで男子7区間42,195キロ、女子5区間21,0975キロで行われた。男子は韮崎が2時間12分43秒で22年ぶり6度目の優勝、2位農林、3位山梨学院となった。一方女子は、山梨学院が1時間12分25秒で2年連続10度目の優勝、2位韮崎、3位農林となった。山学女子は、1区鈴木千晴が2位に10秒差をつけ、2区田中結女、3区古屋佳那、4区黒岩みさきが安定した走りでトップを独走、アンカーの深田伊万里に襷をつないだ。期待されながら膝の故障に泣かされ、満足な走りが出来ずに苦悩して来たエースは、最終学年の大一番で見事な復活劇を演じ、区間新の激走でゴールに飛び込んだ。全国高校駅伝は、今年も12月26日に京都市で開催される。10度目の挑戦となる山梨学院女子は、初の10番以内を目標に師走の都大路を疾走する。
第22回女子全国高校駅伝県予選 山梨学院高総合成績 優勝 タイム 1時間12分25秒
区間 |
ランナー |
区間タイム |
区間順位 |
合計時間 |
総合順位 |
1区 |
鈴木千晴 |
20,55 |
1位 |
20,55 |
1位 |
2区 |
田中結女 |
14,04 |
1位 |
34,59 |
1位 |
3区 |
古屋佳那 |
10,28 |
2位 |
45,27 |
1位 |
4区 |
黒岩みさき |
10,13 |
1位 |
55,40 |
1位 |
5区 |
深田伊万里 |
16,45(区間新) |
1位 |
1:12,25 |
1位 |
渡辺繁生監督は「選手は想定した通りに走ってくれた。レースの流れを作る1区で鈴木千晴(2年)が無理をせずに韮崎と並走し、最後の200mで前に出て10秒差をつけてくれた。2区の田中結女(1年)が差を51秒に広げ、3区の古屋佳那(1年)と4区の黒岩みさき(2年)が安定して走り47秒差でアンカーの深田伊万里(3年)につないでくれた。深田の記録は、関東高校駅伝の区間賞と同タイム。膝の故障で今まで走れなかったが、よく体を作って期待に応えてくれた。都大路では10番以内を目指す、1時間10分台の県高校記録を破るつもりで臨みます」と決意を述べた。
第61回男子全国高校駅伝県予選 山梨学院高総合成績 3位 タイム 2時間14分11秒
区間 |
ランナー |
区間タイム |
区間順位 |
合計時間 |
総合順位 |
1区 |
有泉 潤 |
33,00 |
3位 |
33,00 |
3位 |
2区 |
笹本晴希 |
09,01 |
3位 |
42,01 |
3位 |
3区 |
手塚祐太朗 |
25,44 |
2位 |
1:07,45 |
3位 |
4区 |
上田誠斗 |
25,53 |
3位 |
1:33,38 |
3位 |
5区 |
原 寿人 |
08,59(区間新) |
1位 |
1:42,37 |
3位 |
6区 |
箕輪潤平 |
15,52 |
3位 |
1:58,29 |
3位 |
7区 |
平塚祐三 |
15,42 |
1位 |
2:14,11 |
3位 |
箱崎 孝久男子監督は「状態は悪くなく2時間11分30秒台を狙ったのだが、1区で流れに乗れなかったのが大きかった。2区以降は前との距離があり過ぎてリズムが取れなかった。男女アベック優勝を狙っていたので残念です。関東大会では11分30秒台で県No1を目指す」と語った。
総合成績上位6校
女子優勝 山梨学院(1:12.45)、2位 韮崎(1:14.01)、3位 農林(1:20.39)、4位 桂、5位 巨摩、6位 北杜、
男子優勝 韮崎(2:12.43)、2位 農林(2:13.24)、3位 山梨学院(2:14.11)、4位 桂、5位 甲府一、6位 巨摩
男女とも上位6校は今月20日に埼玉県で行われる関東大会に出場する。(M.I)
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