山梨学院パブリシティセンター
●全国高校サッカー選手権県大会 準々決勝
〜山梨学院高が5−0で韮崎工業を下しベスト4〜
〜決勝進出を賭け帝京三と21日に準決勝対決〜

第89回全国高校サッカー選手権大会山梨県大会は11月6日、準々決勝4試合を行なった。第1シードの山梨学院高は韮崎中央公園陸上競技場で韮崎工と対戦した。山梨学院は、前半18分にMF白崎凌兵がPKを決めて先制、後半に4点を追加、韮工の反撃を許さず5−0で勝利、準決勝進出を決めた。今大会の山学イレブンは、初戦の吉田戦で2失点、3回戦の駿台甲府戦で1失点とDF面に不安要素が見られたが、この試合に向けてしっかりと修正して来た。相手のカウンター攻撃をDF陣が体を張って防ぎ、今大会初めて零封勝ちした。準決勝に進出したのは、山梨学院・日本航空・帝京三の3強と準々決勝で北杜を下して進出した日大明誠の4校となった。準決勝戦は2週間後の今月21日に甲府小瀬陸上競技場で行なわれる。山梨学院は、韮崎を下して進出した帝京三と午前11時00分キックオフで対決する。
山学イレブンは、いつもの4−4−2の布陣、試合開始と同時に高い位置からプレッシャーをかけてボールを奪い、韮崎工陣深くに攻め入った。しかし、シュートが精度を欠き、なかなか得点を奪えない。一方、韮工は守備を固めてカウンター狙いの戦法、時折ロングパスを最前線に送るが山学DF陣が体を張り突破を許さない。試合が動いたのは前半18分だった、ペナルティエリア内に攻め込んだMF白崎凌兵(2年)が相手DF陣に倒されPKのチャンス、これを白崎自身が右隅に蹴り込み先制した。前半の山学は、チャンスは作るもののシュートが正確でなく1−0で折り返した。後半に入ると、動きのよくなった山学が一方的に攻め続けるゲームとなった。後半5分に、DF栗原春介(3年)からのセンターリングにMF宮本龍が頭で合わせ、こぼれたボールを白崎が2得点目のゴール。25分にFW加部未蘭(3年)、34分にMF堤建太(3年)、試合終了3分前に宮本龍がそれぞれ得点を奪い5−0と突き放した。後半の山学はDFが安定、韮工の反撃を許さずに押し切り、準決勝進出を決めた。

第89回全国高校サッカー選手権山梨県大会 準々決勝
≪山梨学院高vs韮崎工業高≫(11/6) 於 韮崎中央公園陸上競技場
○ 山梨学院高 5
前半 1−0
後半 4−0
0 韮崎工業高 ●
得点 白崎凌兵2、加部未蘭、堤建太、宮本龍、

宮本龍主将は「前半は自分たちのサッカーが出来ていなかった。後半になってから少しずつ出来るようになったが、一発でカウンターを食らう場面があった。次は引き締めてしっかり戦う」と語った。吉永一明監督は「前半はうまくいかないところもあったが、後半はカウンターを怖がらずにしっかり攻めた。これからが本当の闘い、気持を切り替えて、自分たちのサッカーを追及する」と気持を帝京三戦に切り替えた。

準決勝戦は、2週間後の11月21日(日)に甲府市小瀬陸上競技場で行われる。第1試合が山梨学院対帝京三で午前11時00分キックオフ。第2試合は、日本航空対日大明誠で午後1時00分キックオフ予定。山学イレブンは再びの"全国"を胸に、帝三と対決する。 (M.I)
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