山梨学院パブリシティセンター
第87回東京箱根間大学駅伝 壮行会
〜決意を胸に25年連続25回目の箱根路へ〜
〜 Keep on Believing 信じ続けて走り抜く〜

第87回東京箱根間往復大学駅伝競走"箱根駅伝"に出場する山梨学院大陸上競技部の壮行会が12月15日に大学キャンパスで行われた。上田誠仁監督を先頭に16人のエントリーメンバーが白のウォーマーシャツと黒のウォーマーパンツ姿で入場、駒井邦彦陸上競技部主務がメンバーの名前と学年・出身校を紹介した。会場には学生や教職員約700名が詰めかけ、拍手とエールで激励した。高瀬無量主将は「他校のエリートに負けない自信と実力をつけてきました。箱根路で暴れてきます」と活躍を誓った。今年のチームテーマは「Keep on Believing」、開幕戦の出雲駅伝は5位、全日本大学駅伝は9位だった。集大成の舞台25年連続25回目の箱根路は、逆風の中で自分たちを信じ続けて走り抜き、笑顔でゴールする。


壮行会に先立ち、今月10日早朝に甲府・緑ヶ丘体育館前でエントリーメンバーの発表が行なわれ、上田誠仁監督から高瀬無量主将にプルシアンブルーの伝統の襷が手渡された。登録選手は、高瀬主将ら4年生5人、3年生6人、2年生5人の布陣。過去の登録選手が8人、初登録が8人となった。実際に箱根を走った経験組は高瀬主将(4年 兵庫・市立尼崎)、赤嶺直樹(4年 大分・鶴崎工)、オンディバ・コスマス(3年 山梨学院高)、松枝翔(3年 鹿児島実)、田口恭輔(3年 愛知・東邦)の5人。新戦力は、今年急成長した中村悠二(3年 和歌山・日高)、尾崎博(3年 山梨学院高)、鳥羽和晃(2年 前橋育英)ら伸び盛りの選手が並ぶ。

15日の壮行会は、昼休みの12時20分から大学キャンパス内40周年記念館前で行われた。古屋忠彦学長は「私たちは、ただ上を目指して頑張ればいい大学ではなくなっていると思う。ほかの地方の大学にエールを送る役割を担うようになったと思う、皆で感動を共有する箱根にしてほしい」と壮行の辞を述べた。下田正二郎カレッジスポーツセンター長は「箱根駅伝は、母校愛が生まれる場でもある。卒業生やここにいる皆さん一人ひとりの思いも担って走る選手を、心を込めて精一杯応援したい」と励ました。堀内沙耶学生会会長は「本番で練習の成果を発揮し、悔いの残らないよう最後まで全力で走りぬいてください」と激励した。選手を代表して高瀬無量主将が「昨年は悔しい表情でゴールしました。今年は笑顔でゴールすることを目指して練習してきました。ここにいる16人は、エリートでも何でもないたたき上げの選手です、他校のエリートに負けない自信と実力をつけてきました。箱根路で暴れてきます」と活躍を誓った。最後に上田誠仁監督が「今年のチームテーマはKeep on Believingです。自分たちの力を信じ、声援を送ってくれる仲間たちを信じ、どのチームにも負けない絆を持っていると信じています。恐れるな!未知なる領域、挑め!未体験ゾーンを合言葉に、逆風の中を力いっぱい走りぬきます」と決意を述べた。
壮行会を終えた選手たちは、午後1時から広報スタジオでマスコミ各社の合同取材に応え、午後3時から川田『未来の森』運動公園陸上競技場で練習を公開した。

昨年の箱根駅伝では総合3位(往路2位、復路7位)の好成績を収めたが、主力を担った4年生6人が卒業した。今年の学生3大駅伝は、10月の出雲駅伝は5位に食い込んだが、11月の全日本大学駅伝では9位でシード権を逃した。箱根駅伝では、高くはない前評判を覆し3強の一角を崩すことを目標に上位進出を図る。(M.T)
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